1972-08-29 第69回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第2号
昭和二十三年、米国学士院、学術会議と、わが国の国立予防衛生研究所によって設立された原爆傷害調査委員会−以下ABCCといいます−は、被爆者と非被爆者の寿命の比較調査、原爆放射能が人体に及ぼす影響調査、さらにこの両調査の対象者十万人の中の死亡者に対する病理学調査を中心に、遺伝、白血病、悪性新生物調査を行なっています。
昭和二十三年、米国学士院、学術会議と、わが国の国立予防衛生研究所によって設立された原爆傷害調査委員会−以下ABCCといいます−は、被爆者と非被爆者の寿命の比較調査、原爆放射能が人体に及ぼす影響調査、さらにこの両調査の対象者十万人の中の死亡者に対する病理学調査を中心に、遺伝、白血病、悪性新生物調査を行なっています。
○藤原道子君 そこで、この六十二条の、これには「ABCCは「米国学士院——学術会議と日本国厚生省国立予防衛生研究所との日・米共同調査研究機関」といわれている」のですね。ところがこの契約の中で、六十一条の「国立予防衛生研究所に、支所を置き、その名称及び位置は、次の通りとする。」となっておりますけれども、正式なものには共同調査研究機関ということが入ってないのです。これはどういうことなんでしょう。
そういうような次第でありまして、私も現在のABCCのダーリング所長また米国学士院学術会議の医学部長をやっておられまするドクター・ダナンさんなどとも相談をいたしまして、向こうの御意向も、ことし三回、私ワシントンのほうにほかの用がありまして参ったのでありますが、実は先月の二十六日にもワシントンでドクター・ダナンさんにお目にかかったのですが、ぜひひとつ今後、若いときに被爆された人がだんだんとガン年齢といいますか