1970-05-12 第63回国会 参議院 外務委員会 第12号
だけれども、条約討議の基礎となったアメリカの海軍将官会議の報告書とか、あるいは、米国全権団専門委員会報告書、いずれもこれは催涙ガスを含むものとの趣旨を明記されておるのですね。まあ、あっちこっち混迷があったんでしょう。古いことを言ってもしかたがないが、そういうことのようです。そこで、毒ガスについて言えば、議定書の対象になるこれは毒性のあるというもの、これは効果が非常に強いということが一つ。
だけれども、条約討議の基礎となったアメリカの海軍将官会議の報告書とか、あるいは、米国全権団専門委員会報告書、いずれもこれは催涙ガスを含むものとの趣旨を明記されておるのですね。まあ、あっちこっち混迷があったんでしょう。古いことを言ってもしかたがないが、そういうことのようです。そこで、毒ガスについて言えば、議定書の対象になるこれは毒性のあるというもの、これは効果が非常に強いということが一つ。
今度新しくほんとうのホスピタルをつくる、総合病院をつくるということになりますと、土地はまあただといたしましても、二十億円かかるということになりますというと、結局駐日米国全権大使や、あるいは駐日軍司令官等が、よほど奮発してですよ、このドル不足のときに、アメリカのコングレスにおいて予算を獲得しなければならない。
○国務大臣(増田甲子七君) 昭和二十八年に、北海道に領空を侵犯する飛行機がたくさんございまして、当時の岡崎外務大臣がマーフィー駐日米国全権大使に対しまして申し入れをいたしまして、岡崎・マーフィー協定なるものができました。
これら諸島が、元来歴史的、民族的に見て日本の主権に属することは、一点の疑いもないのでありまして、サンフランシスコ平和会議において、米国全権ダレス氏もこの点を明瞭にいたしておりますことは、諸君御承知の通りであります。これら諸島が現在不幸にしてソ連の不法占領するところとなつておりますことは、まことに遺憾しごくであります。
○国務大臣(吉田茂君) 平和條約は、独立をしない前において、その圧迫の下にでき得べき性質だというようなお話のように承知しましたが、併しながら平和條約については、しばしば米国全権が言つておられる通りに、これは対等の條約であり、対等の意味を持つてできた、こしらえたものであるということをしばしば申しております。
また国民関心の焦点である琉球、奄美大島等、二十九度以南の信託統治に関する領土問題が、会議におけるダレス米国全権及びヤンガー英国全権の言明の線に沿うて、一日もすみやかに、名実ともに完全にわが国に返還される日の近いことを祈る次第であります。(拍手) また役務賠償の問題は、今後残されたる重要にして困難なる課題でありましよう。
(「架空の問題は答えられません」と呼ぶ者あり) 第三に領土の問題についてでありまするが、奄美大島、琉球諸島、小笠原群島、その他二十九度以南の諸島の領土権が我が国に残されているという米国全権及び英国全権の言明は、その島々の住民はもとより、全日本国民を非常に喜ばせておるのでありまするが、これら諸島が我が国の行政下に完全に帰属するのは一体いつ頃になるでございましよう。
奄美大島、琉球諸島、小笠原諸島、その他二十九度以南の諸島の領土権が日本に残されているという米国全権及び英国全権の言明は、領土問題についてわれわれに一つの光明を感ぜしめたものであり、これが解決のための基礎條件であるところの、世界、特にアジアと平和関係を確立して、以上の諸島がわが国の行政のもとにもどることを期待してやまないのでありますが、特に奄美大島や小笠原群島等、軍略上の必要の少い諸島につきましては、