1994-06-14 第129回国会 参議院 予算委員会 第14号
そういう中で、日本の貿易収支あるいは対米収支というのは依然として黒字基調で推移をしておりますが、この状況について昨今のデータを、これは事務方でお願いします。
そういう中で、日本の貿易収支あるいは対米収支というのは依然として黒字基調で推移をしておりますが、この状況について昨今のデータを、これは事務方でお願いします。
それから、対米収支の貿易黒字の中で大きなウエートを占めておりますのは、御指摘のように自動車あるいはハイテク製品が中心でございます。
私どもといたしましては、従来から内需の拡大という経済運営に努めますとともに、輸入促進税制の創設等を皆様方にお願いいたしまして抜本的な輸入拡大策をとっているわけでございますが、今後もさらにこれらの対策を充実していくとともに、来年度からは投資、貿易分野における国際交流促進策というものを抜本的に強化すべく総合的な政策の整備の準備を進めておるところでございまして、このような対策を講ずることによって、日米収支
日本の対米収支は四億七千万ドルの赤字でございました。それがこの三十年の間に、日米関係が良好に堅持できたために、また自由貿易が認められてきたために、今日までは昨年度で、一九六〇年度に比べて八六・三倍の輸出の伸びがございました。また、輸入はそれほどいっておりません、三十一倍であります。こういうことで赤字が累増していく、こういう一つの原点が、アメリカの政府の中にも議会の中にもある。
なお、一九六〇年の日本の対米収支はマイナス四・七億ドルでございました。今日は、昨年度は四百四十九億ドルになっております。 こういうふうな貿易不均衡というものが、経済政策に対しても特に関心の深い米国議会で大変大きな関心を呼び、何としても、この秋の中間選挙を控えたアメリカの議会のいら立ちというものも無視するわけにはまいりません。
それで、私は先ほどから、この大店法のようなものの運用を改めるとかいうようなことをやってきても、それで実際に対米収支のインバランスというものを是正することには余り役に立たぬということを申し上げてきたわけです。私は以下若干の時間を使って、では本当にそのインバランスをなくすためにはどうしたらいいのかということについて、私の考えも申し上げながら質問をしてみたいと思うのです。
それから貿易収支とか対米収支に与える効果でございますが、これにつきましても、今回の措置ということではまだ具体的内容が決まっておりませんので申し上げられませんし、それからGNPの場合に比べましてさらに難しいのは、相手国の輸出努力でありますとか為替相場の動向によって随分違ってくると思われますので、これにつきましてもなかなか申し上げられません。
ただ、最近の状況を見ますと、先ほどもちょっと申し上げましたとおりに、輸出がやや鈍化といいますか、四半期で見ますと多少減っているというふうなこともございまして、五十九年度の実績は今申し上げましたように三百三十八億ドルでございますが、最近数カ月の対米収支の黒字を見ますと、一―三月で八十億ドルを切っておりまして、単純に四倍いたしますと、それをやや下回っておりますという状況でございます。
○赤羽政府委員 最近の我が国の貿易の黒字それから輸出に占めるアメリカの割合でございますけれども、まず我が国の貿易黒字全体に占めます割合は、通関ベースで見ました、我が国の側から見ましたもので申しますと、五十九年度に入りまして、四月から六十年の一月までの十カ月間、比率で申しますと九九%ということで、ほとんどすべてが対米収支差の黒字であるということでございます。
それから、第二の御質問は、今度の訪米に当たりまして米国議会において対日批判が非常に激しかったと、これに対しまして、今度の訪米によって一応の対応ができた、成果をおさめ得たと考えているかどうかということでございますけれども、私といたしましては最善を尽くして日本の立場を説明いたしましたし、また、昨秋以来わが国の国際収支の状況、対米収支ばかりでなく、対世界的な収支の状況が急速に改善の方向をたどっておることも
けれども、事態はすでに改善の方向に向かっておるわけでございまして、四月の対米収支、グローバルな国際収支は大変な改善ぶりでございまして、米国がこれまで交渉のベースに踏まえておりました事実は、すでに大幅な改善を見ておるわけでございます。
しかも小手先のドル減らし、対米収支改善措置が、一連の官民にわたる航空機をめぐる構造汚職を引き起こしたことへの反省もなく、E2Cの新規購入など防衛費を増額することは認められないのであります。 以上に見たような展望なき国民犠牲、生活不安の予算は容認することはできません。 これが政府予算案を撤回し、組み替えを求める理由であります。
小手先のドル減らし、対米収支改善措置が一連の官民にわたる航空機をめぐる構造汚職を引き起こしたことを深く反省し、航空機の新規購入など防衛費の増額を差し控えるべきであります。(拍手) 今後、大平総理がこれらの提言に耳を傾け、決断と実行の実が上がるか、わが党は注意深く見生りたいと存じます。 以上、日本社会党の予算組み替え動議を提出し、趣旨説明を終わるものであります。
最近の円高傾向は、毎月平均二十億ドルを超す貿易収支の大幅黒字、特に対米収支の不均衡とわが国の黒字減らし対策の進まないことに根本の原因があることは言うまでもありません。しかし、現在の一ドル百九十円前後という異常な円高と為替相場の乱高下は明らかに円の実勢と遊離したものであり、内外投機筋の思惑取引によるものであることは疑いの余地はありません。
○前田勲男君 御答弁でわかったような気もするんですが、けさの中野先生の御質問の中で板野社長の御答弁で、私ちょっとおかしいところがあると思いまして、この辺御説明願いたいのですが、けさの板野社長の御答弁の中に、対米収支だけを見ると日本からの発信の方が多いと。そのために約一千万の対米赤字が生じておると、こういうふうに御説明があったと私記憶しておりますが、これは逆ではないかと。
とりわけ対米収支がわが国に有利な状況でございまして、このまま推移すると四十億ドルを超える黒字を記録するのではないかということがアメリカから指摘されておりましたことは、私の記憶にも鮮明でございます。
これは鈴木先生も御承知のように、いろいろの経緯がございまして、非常にバランスがとれて比較的問題がなく過ぎておる段階もございますならば、非常に緊張を呼ぶ段階もございまして、対米輸出が非常に伸びまして、対米収支が非常なアンバランスを招来するというようなことになりました場合、政治問題に転化してまいりまして、三、四年前に大変われわれが苦労いたしましたことは御案内のとおりでございます。
一つには、国際収支の改善は、両三年かかるであろうと言った対米収支は、一年間で改善をいたしました。日米間には紛争がなくなりました。紛争がなくなったからいいようなものの、これはあったらたいへんなことでございます。