1956-04-27 第24回国会 衆議院 大蔵委員会 第33号
私が持っております資料によりますと、昭和二十七年度に千七百九十五トン、それから昭和二十八年度に六千二百五トン、合計八千トンの地金が対米協力輸出と称して輸出されております。しかもその当時の国内の地金の価格は、大体トン当り平均二十二万一千五百円、これに対しまして、輸出価格は十一万五千円という工合になっております。
私が持っております資料によりますと、昭和二十七年度に千七百九十五トン、それから昭和二十八年度に六千二百五トン、合計八千トンの地金が対米協力輸出と称して輸出されております。しかもその当時の国内の地金の価格は、大体トン当り平均二十二万一千五百円、これに対しまして、輸出価格は十一万五千円という工合になっております。
○松尾政府委員 ただいまお話しのございました対米輸出の点でございますが、これはたしか前の国会のときに資料として提出したと思いますが、ただいまお話しのございましたように、二十七、八年を合せますと約八千トンの対米協力輸出をいたしております。ただし、その価格の点は、ただいま十一万五千円というお話のようでございましたけれども、私の方の当時の状況調査の結果では、十八万六千五百円で輸出をいたしております。
そこでそういう観点から具体的に一、二お伺いをいたしますと、昭和二十七年に対米協力輸出というような名のもとに、約八千トンのアルミの地金が外国に、まあ米国方面だと称せられておりますが、輸出をせられたようであります。しかもこの輸出の結果、翌年の昭和二十八年には国内のアルミ地金が非常に不足をして、今度は逆に千二百トン輸入をしておる。こういう現象が起きておるわけであります。
政府は先に経済協力促推連絡会議なるものを設置いたしまして、去る二月一日、外相官邸で初会合を行なつたのでありまするが、同会議に提出された「経済協力の推進について」なる資料によりますると、「経済協力のための資金供與の要請」として、電源開発資金としては、鋼材、アルミ等、対米協力輸出のための所要電力に充当される分の資金三億ドル、それから協力輸出のための設備資金に要する資金といたしましてアルミ、石油及び石油化学製品