2016-10-27 第192回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
これは大臣所信の中でも、世界経済の需要の低迷、成長の減速のリスクが懸念されるとおっしゃっていたとおりでありまして、例えば今朝の日経新聞でも米利上げに限界説ということで、世界で唯一と言っていいぐらい経済が好調だと言われているアメリカですら経済の実力、潜在成長率が下がってきており、利上げは今年十二月をもって打ち止めになるのではないか、こういう懸念が記事になっておりました。
これは大臣所信の中でも、世界経済の需要の低迷、成長の減速のリスクが懸念されるとおっしゃっていたとおりでありまして、例えば今朝の日経新聞でも米利上げに限界説ということで、世界で唯一と言っていいぐらい経済が好調だと言われているアメリカですら経済の実力、潜在成長率が下がってきており、利上げは今年十二月をもって打ち止めになるのではないか、こういう懸念が記事になっておりました。
この背景には、左に書いておりますように、シェール革命の影響、また中国の需要減退、米国の原油輸出再開、イランに対する経済制裁解除、OPECの価格調整能力の欠如、米利上げ、ドル高、またエルニーニョ現象による暖冬等が指摘されております。 最も影響の大きいのが、十一ページでございますけれども、やはりアメリカのシェール革命の影響。