1959-02-09 第31回国会 衆議院 予算委員会 第7号
四百五円という買い上げ値は、一オンス三十五ドルの米公定価格の公定の交換割合から出たものでありますけれども、これだけを見ましても、アメリカの現行の金買い上げ価格が相当な無理があるということを、日本国内で反映しておるような状態かと存じますけれども、こういうことが原因となりまして、国内の新産金中に政府の買い上げる量は、三十年の四月以降は、わずかに五%程度となっております。
四百五円という買い上げ値は、一オンス三十五ドルの米公定価格の公定の交換割合から出たものでありますけれども、これだけを見ましても、アメリカの現行の金買い上げ価格が相当な無理があるということを、日本国内で反映しておるような状態かと存じますけれども、こういうことが原因となりまして、国内の新産金中に政府の買い上げる量は、三十年の四月以降は、わずかに五%程度となっております。
而も二十四年の四月の対米公定価格相場は一ドル三百六十円に決定されましたときに、金の買上げ価格も当時米国相場三十五ドルに見合う一グラム四百一円に引上げらるべきであるというふうに私たちは考えたのでありますけれども、これが四月を過ぎて七月になつて三百八十五円に、銀は七千三百八十八円に引上げられたのであります。