1991-07-04 第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
先生のお話は、生産費調査ではマイナス一・八%あるいは今回の米価試算におきましてはマイナス〇・六五%、ところが全中の試算等によりましては四・八%高くなっているのはなぜかという御趣旨の御質問かというふうに思っておりますけれども、まず、農林省で実施しております生産費調査につきましては、全国の地域別、作付規模別にバランスのとれますように約三千戸の農家を抽出をしておるわけでございます。
先生のお話は、生産費調査ではマイナス一・八%あるいは今回の米価試算におきましてはマイナス〇・六五%、ところが全中の試算等によりましては四・八%高くなっているのはなぜかという御趣旨の御質問かというふうに思っておりますけれども、まず、農林省で実施しております生産費調査につきましては、全国の地域別、作付規模別にバランスのとれますように約三千戸の農家を抽出をしておるわけでございます。
昨年の米価試算におきまして、マイナス四%と、もう一つ諮問の段階におきましてはマイナス一一・六%という価格を試算したわけでございますが、その主なる違いといたしましては、内容について見ますと、潜在需給ギャップ反映必要量比率算定上で潜在生産量の取り扱い等につきまして若干の修正をしておるわけでございまして、その前年方式といいます四%下げましたものは八二%と計算しておったわけでございますが、諮問米価として算定
○下田京子君 この千三百六十八円四銭の家族労働費を使って六十年産の米価試算をいたしますと、基本米価は六十キログラム当たり幾らになりますか。
最後ですが、政府の米価試算がもう行われつつあると思うのです。その際一つ指摘しておきたいことは、潜在生産量を基礎にしながら必要量算定をしておるという誤りでございます。この点はどうしても指摘しておかなければならないと思いますので、どうか来るべき審議会にかける諮問案に対してはそういう点を訂正していただきたい。こういうことを強く要望しておきたいと思います。
十アール当たりの生産費は九・八%上がりました、しかし異常の大豊作でございまして、六十キロ当たりの生産費は五・五%でございます、こういうことも聞いたわけですから、そういう点も十分に勘案をして、諮問米価、試算米価は、ことしは渡辺大臣として、あなたが大臣になってから今回が初めてですから、次官時代とかベトコン隊長時代大分やったけれども、こういう点を注文として申し上げまして、きょうの質問を終わります。
これも春の乳価のときに私はかなり具体的な例を挙げてお話をしましたが、農機具の償却の実態も一、実は末端の農家の農機具の償却の実態は、米価試算に当たって考えているような実態にはなっておらぬ。今度の試算も、購入価格から残存価格を引いて、それを法定耐用年数で割った、こういう方式をとったわけでありますけれども、この残存価格にしても、私は一割というのは見方として妥当ではないのではないか、こう思います。
そういうような物財費やあるいは賃金というようなものを正しく調査をし、これを米価試算の上に的確に反映をさせる、これが私の基本的な姿勢であり、取り組み方であった、こういうことでございます。 この試算の結果、五・九%程度の値上がり分があるわけでございますが、それから金利の低下あるいは労働時間の短縮、そういうものを、これは引き算になるわけでございますが、それを引きますと二・五%になる。
そこで、私は、一つの例として、四十九年生産者米価試算の基礎の一つになりました四十八年の原生産費についてお聞きしたいわけでありますけれども、その一つは、四十八年の諮問米価として出された四十八年の原生産費は十アール当たり六万五千五百九十六円ということになっていますが、この根拠、たとえば出した際の必要量は何ぼを見込んだのか、あるいはその限界値として何%を見込んだのか、こういうことについてまず最初にお聞きしたいと
だから、米価を決定する場合においては、現に政府が過去において実施したことのある、食管制度の精神に一番近かったと言われる昭和四十二年の算定方法というものを今年の米価にそのまま当てはめた場合においては、政府の説明によりましても、六十キロ当たり一万七千六円、これが今回の米価試算のように、昨年五月から今年の五月までの賃金水準ということになれば、一万七千二百二十二円ということになるわけですよ。
しかしながら、われわれといたしましては、物価、賃金の値上がり等は適正にこれを反映させるという意味で所得補償方式をとっておりますし、一日の労働賃金にいたしましても、男女込みで四千五百六十四円、あるいは男子ならば五千五百九十円というような全国の五百人未満の規模の製造業の平均賃金を採用いたしておりますので、特別に低くするために今回の米価試算が行なわれておるということは絶対にございません。
試算米価、試算米価と言われておりますのはこの一−四等平均の一万二千九百二十七円のことでございます。前年が一万三百一円。前年と申しますのはこれは決定米価でございます。試算の段階からその後若干の調整を経て現在の決定米価が決定されているわけですが、それが一万三百一円でございますから、これに比べますと二五・五%のアップということになります。 次に、算定要領を御説明いたします。
去年の米価試算では百時間を割って九十何時間。こういう状態から見ますと、沖繩の現況というものは依然として十アール当たり二百九時間かかっておる。収穫作業だけでも半トンしかできない。これを機械作業にすればずっと向上します。 そういうふうに考えますと、今回決定するサトウキビ価格は、勘案事項の生産費を、大臣の政治配慮で一〇〇%勘案してもいいわけです。
米について、労働時間でいうならば、戦争が終わったときには百八十時間、ことしの米価試算では十アール当たりの労働時間は百時間を割ったんじゃないですか、九十何時間です。沖繩は戦争の終わったそのままなんです。だから二百九時間かかる。私はここで二百九時間に対してどうあろうと、行ってみたら石垣島では復帰前は二十万トンのサトウキビがつくられておったものが、復帰後一年半たって行ってみたら四万トンだった。
しかるにいま、きょう内村次長から説明を受けたこの米価試算についてこう見ますと、そのような精神がほとんど影をなくしているんじゃないだろうか。
○桧垣説明員 本年度の米価試算にあたりまして、政府内部で見解の統一をはかるためにいろいろな協議、打ち合わせを行なったのでございますが、政府としては、行政的に考えました場合、本年度産米価の試算については、最近の需給事情を反映した試算をすべきであるという結論に達しました。その結論に照らして考えますと、指数化方式は、御案内のようにすぐれた点のあることは、お話にもありましたように明らかでございます。
○小澤(太)委員 それでは別のことになりますが、大臣は、食管制度の根幹をはずさない、これを貫き通すという方針で今回の米価試算もされた、諮問もされた、こういうことでございます。そこで、まず私は第一に法律論、第二に政治論として伺いたいと思います。