1971-05-18 第65回国会 参議院 大蔵委員会 第20号
私は、そういう御批判はごもっともだとも思ったのでありますが、同時に、ただいま申し上げましたような米価水準据え置きということを言いだした。それをどういうふうに調整するか、非常に苦慮したわけでございますが、結局、これは実態論に立つことが妥当である。
私は、そういう御批判はごもっともだとも思ったのでありますが、同時に、ただいま申し上げましたような米価水準据え置きということを言いだした。それをどういうふうに調整するか、非常に苦慮したわけでございますが、結局、これは実態論に立つことが妥当である。
一昨年以来、一貫して米価水準据え置きの方針をとってきたのは、このような事情を考慮したからであります。先般決定を見た四十六年産米の政府買い入れ価格は、昨年産米についての良質米奨励金と米の品質改良奨励金を組み入れたもので、農家の実質手取りという面から見れば前年と同様であって、米価水準据え置きの本旨に反するものでないと、私はかように考えております。