1989-07-03 第114回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
○及川順郎君 きょうのマスコミ報道、テレビの放映等を見ておりますと米価据え置きは何か既定事実のような報道がなされておりまして、けさの解説では一万六千三百十六円、これは一日限りの価格なんというような解説もなされております。
○及川順郎君 きょうのマスコミ報道、テレビの放映等を見ておりますと米価据え置きは何か既定事実のような報道がなされておりまして、けさの解説では一万六千三百十六円、これは一日限りの価格なんというような解説もなされております。
そういう中で、最近いろいろな形でいわゆる行革路線に対する風当たりといいますか、自民党が圧勝されたということも踏まえて、圧勝された背景は行革を総理が断行されるということを国民が支持した部分というのが非常にあると思っておるのですが、結果として自民党が非常に勢力を伸ばされたという部分で、整備新幹線の問題あるいは建設公債の増発の問題、それから米価据え置きの問題等々、いわゆる行革路線答申の趣旨に沿わない部分が
○村沢牧君 そうすると、米価据え置きして残念だなんということじゃなくて、現行米価は決して高いものではない。この程度の米価水準は必要だ、そういうことですね。この資料にこういうふうに書いてある。この資料から推測すると、そういうことになっちゃうんですね。
これは、私なりの見方で申しますと、一つは我が国の国内的な要因、これはやはり米価据え置きという事態が非常に国民世論の乖離をもたらしておるということが一つ。それからもう一つは、為替レートがG5によりまして、とにかく日米のドルと円のレートがことさら日米の間において特に開いておる、特に発展途上国との関係では大変な落差でございます。まずそういうことが一つの輸入をプールする、引っ張る要因になっておる。
こういう形の中で決定された米価据え置きなんだから、そのしわを消費者米価の値上げで埋められたらたまったものではないというのが都市消費者の願いなんです、希望なんですよ。総理にひとつその御決断をお願いしたいんですが。
についてはまた機を改めましてじっくり論議をしたいと思いますが、生産者米価の引き下げについて多少耳ざわりな方もいらっしゃいますかもしれませんが、こんなことがささやかれておるわけですけれども、政府は大蔵省にどんと引き下げの意見を言わせておいて、農水省で試算米価を発表して、これを聞きますといずれ農民の方が大変驚くと、これでは引き下げ幅が多過ぎるということで関係の議員の諸先生方がこれを一生懸命頑張ると、最終的には米価据え置き
そうしますと、今日二年豊作があって一年不作、二年不作で普通作、豊作一年というときに抑えたならば、二年豊作で一年が普通作か不作という場合には、やはりこれはほっておけば下がるわけだから、これを少し算定要素を過去の歴史を考えるならば考慮して引き上げていく、そうすれば米価据え置きは不可能ではないと思うのです。
まず第一点は、五十二年以降算定方法がいろいろ変わってきておりまして、事実上生産者米価据え置きということになってきておるわけですけれども、五十二年を基礎として、あれまでの算定方式のままでいったらことしの生産者米価は一体幾らになりますか。五十二年を基礎とすると何%アップさせることになるのでしょうか。
大蔵省がそういう考えに立つなら別ですけれども、これは農民の立場に立っても消費者の立場に立っても絶対に許せないことなんで、そういう食管制度を守っていくという立場から考え、あるいはまたことしの生産者米価据え置きの観点から考えると、これは絶対に認められないと思うのです。その点をどういうふうに説明なさいますか。
そういう状況の中で、さらに米価据え置きということは一体希望が持てるのかと。お答えになっていないじゃないですか。持てないじゃないですか。 しかも、今のような低米価を続けるとどうなるか。生産意欲は後退し、農業の中核的担い手は米づくりから離れていきます。そして、日本の生産性は弱体化させられるでしょう。結局、米不足、そして輸入、こういう道につながりますよ。
○菅野久光君 いずれの地域でも今回の米価据え置きということで、しかも今までほとんど上げていないと言ってもいいぐらい、わずかに上げた時代もありますけれども、ほとんど上がっていないと言ってもいいようなそういう状況の中で、稲作農家というのはもともとは本当は安定していた作目の農家なんですね。それが今や、安定した水稲栽培というんですか、そういうことができなくなってきているという状況をわかっているでしょうか。
○村沢牧君 後ほど指摘をしますけれども、決してこの諮問米価、据え置き米価は農家に明るい展望を持たすものではない、そのことを冒頭申し上げておきます。 そこで、諮問米価は生産費・所得補償方式によって算定したと言っていますけれども、大臣はこの米価が真に生産費及び所得を補償し稲作の再生産を確保することができる米価である、そういう確信をお持ちですか。——大臣ですよ。ちょっと待ってください。
この現実を踏まえて考えます場合に、ことしの米価据え置きは農業後継者を生む原動力になると思いますか。次官、答弁をお願いします。
論議をしてまいりましたように、ことしは米価据え置きなどまことに重大な米の情勢、時期を迎えているわけでございます。農家の期待にこたえると同時に、日本の農業を守る、それから我が国の食糧自給率向上に向けて頑張る、こういう立場から、この際、当委員会において米に関する決議をぜひまとめていくべきである、こういうふうに私は考える。
いろいろと今まで報ぜられている米価据え置きとか、あるいは良質米奨励金圧縮とかというのは、その辺、大臣としてはどういう姿勢で臨んでおられるか。そして、報ぜられていることについては大臣としてはどう考えておられるか。
この委員会の答弁では、米価の問題はまだ全然決めていませんとかいろいろおっしゃってきた経緯から考えてみても、大臣のその発言はとても認めるわけにはいきませんし、いろいろ伝えられていることは、今度の生産者米価抑制は結局消費者米価据え置きに連動していって、一つは都議会議員の選挙絡みだ、こういうふうにも言われているわけですから、まさに論外だと言わざるを得ないわけですね。
しかもまだ、四年連続不作の要因ということが米価据え置きにあるというふうに繰り返し言われております。先般、総理質問の際にも、総理自身が、峰歩き的需給だということで、ゆとりのない需給状況をお認めになっています。ことしもまた天候もまだわかりません。となれば、本当に生産者が意欲を持って取り組めるような米価を私はちゃんと決定すべきであるということを重ねて主張しておきたいと思うのです。
そこで、総理にお伺いするわけですけれども、経団連など経済五団体は、去る二十二日に行政改革推進の集いを開いて、生産者米価据え置きなど五項目の決議を行っておられます。
───────────── 十二月十四日 捕鯨業の継続確保等に関する陳情書(第一〇〇号) 繭糸対策に関する陳情書(第一〇一号) 新農業構造改善事業後期対策の推進に関する陳情書(第一〇二号) 協同農業普及事業の充実強化に国する陳情書(第一〇三号) 都市農業の確立に関する陳情書(第一〇四号) 消費者米価据え置きに関する陳情書(第一〇五号) 米生産調整面積の凍結に関する陳情書(第一〇六号)
しかも、農水省のこの試算は、あるいはその算式は、米価据え置き実質引き下げをねらった政策的な意図以外何物でもないと思う。二つの方式を示しておるわけでありますけれども、一つの方式でやれば現行米価よりも十円下がりますよと、他の方式でやれば現行米価よりも四百七十八円下がる。こんなことは歴史にいままでなかったことなんです、こんな算式を出したのは。
この資料は米価据え置きをねらったものである、こういうふうに断定せざるを得ないが、どうですか。
○村沢牧君 時間が参りましたから私の質問終わりますけれども、私は午前中、大臣に対する質問、それからいま食糧庁次長に対する質問を通じて、あなたたちが米価据え置きのために宣伝をしている米の過剰の問題あるいは財政問題、このことは米価を据え置くためにことさらに大きく宣伝している問題である。
○中野鉄造君 じゃ、次に参りますが、午前中来、もういろいろ論議されておりました、今回の米価据え置きの最大の理由といたしまして米の過剰ということが言われておりますが、米が非常に余っておると、だから米価を抑制しようと、一応のこれは理由はそれで理解できるといたしましても、しかし、では米の過剰責任は、これは政府の需給計画の誤まりに起因するものじゃないかと、こう思うわけです。
一部はあるでしょうけれども、しかし、需給の調整は多くのものが構造政策であり、その他の農業政策であるわけで、こういうことはいま次長も認めておるところですけれども、そうだとするならば需給調整を図らなければならないから米価は据え置くんだと、需給調整を前面に出してこれを米価据え置きの根拠にすることは、これは適当でない、そのように思いますが、どうなんですか。
○串原委員 時間がありませんから次に行きますけれども、先ほど申し上げますように、諸物価高騰の中で、生産費が一二二%上がる中で米審に対して米価据え置きを諮問した、その算出の根拠を先ほど来聞いておりますというと、結局先に据え置きの答えを出しておいて、それを全部計算していって当てはめた数字合わせである、私はそう判断せざるを得ないのです。
米価据え置き論をぶって過去に大蔵関係法案の強行採決をリードしてくれたので、大蔵省に貸しがある。この総合農政派の方たちですよ。そこで、貸しがあるから強い。そこで、農林省も予算を優先的につけてくれる。かっこうがいい。自民党の農村議員としては、一律に米価を引き上げるよりも、補助金という武器により票をいただく、こういうことを報道されています。