1968-03-11 第58回国会 衆議院 予算委員会 第16号
○西村国務大臣 御質問の趣旨は、自民党のほうから中間的にと申しますか、党と党との間に御提案になっている米価懇談会の構成についてではないかと思います。いま御質問になっておられるのは、米価懇談会といわれている仮称の問題であります。これ自体は党と党との間の御相談事項でございまして、政府はその結論でいろいろ、どういうふうになるか待って考えていきたい、こういうふうに思っております。
○西村国務大臣 御質問の趣旨は、自民党のほうから中間的にと申しますか、党と党との間に御提案になっている米価懇談会の構成についてではないかと思います。いま御質問になっておられるのは、米価懇談会といわれている仮称の問題であります。これ自体は党と党との間の御相談事項でございまして、政府はその結論でいろいろ、どういうふうになるか待って考えていきたい、こういうふうに思っております。
その点は十分考えて、そしてこの米審のほかに米価懇談会みたいなものをつくったって、これは屋上屋ですよ。問題を混乱させるだけですよ。思い切って新しい構想で、やはり生産者、消費者の意見を十分取り入れるという形で私はこの米審の構想を考えるべきだ、こう思うのですが、この際総理からこれについての見解をお聞きしたい。
かつてあなたは野にあるとき、自民党の米価懇談会の責任者として、農民の立場に立って、時の権力者と戦われたことは周知の事実であるのであります。一たび大臣という権力の座に着くや、この不況下に低所得を余儀なくされておる農民に対し無慈悲にも低米価を押しつけ、事態の収拾を怠るなど、まことに言語道断の態度をとって恥じることがないのであります。
その前後から君は健康を害しておられたとのことでありますが、十分な静養をとるいとまも惜しんで活動を続け、昨三十八年の夏、きびしい暑さと病躯に耐えて、党の米価懇談会小委員長として米価問題の解決に取り組まれたときの君の旺盛な責任感には、周囲の人たちのすべて頭の下がる思いがしたとのことであります。
ということになりますと、これは党の米価懇談会とも、非公式のある程度の結論を得られたものだとも一面考えられますし、また閣議である程度話題となり、了解となったのでもあるまいかとも考えられるし、あるいは農林省の首脳部間においてそういう意向が準省議として、あるいは正式の省議ではないにしても、幹部間においてそういう意向がほぼ固まったのではないかというふうにもとれますし、その与える影響は非常に大きい。
○重政国務大臣 党の方の米価懇談会に私が相談をもちかけているということになりますか、党の政調には相談をいたしますが、政調の方ではあの懇談会でやられるのかどうか。これはいろいろ御都合のあることでありますので、私から何とも申し上げられませんが、これは私の方で大体の腹がきまり次第、これは御相談をしようと思っております。
○足鹿委員 ついでですが、自民党の米価懇談会は結論に達しておりますか。いつごろ達する見込みでありますか。また、消費者米価格間の米審はいつごろを現在御想定になっておりますか。これで大臣に対する質問は終わりますから、その点だけを聞いておきたいと思います。
○国務大臣(重政誠之君) 御承知のとおりに、昨年から、本年の米価の決定にあたっても同でありますが、生産者米価を決定をいたしまするにつきましての前提条件の第一として、財政負担とは切り離して生産者米価は決定する、こういう原則を自民党内に置きました米価懇談会においても採用をいたしたわけであります。
○清澤俊英君 先般来新聞などを見ておりましてもそうですが、ただいまの御説明を聞きましても米価懇談会の方で、先般の御説明ではまだ正式の審議委員もきまっていない関係上、正式の懇談会も持てない、こういうような関係で十分米価審議会の決定するものを尊重する、こういう御意思を表明せられた。
先般大臣がお話し申し上げてからの新しい事態といたしましては、以上申し上げたような米価懇談会におきまして意思表示がさらにあったということがその後の新しい、状態であるわけでございます。簡単でございますが一言御報告かたがたお話し申し上げた次第であります。