1995-10-31 第134回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
例えば、私もかつて米価審議委員を長い期間やらせていただきましたけれども、農林水産省出身のOBの方で、言ってみるならば、僕ば昭和二十四年の米審の設立時期からずっと知っておりますから、歴代米審会長じゃこの人が一番すばらしいなと思うような農林省OBの審議会長だってあった経験があるわけであります。
例えば、私もかつて米価審議委員を長い期間やらせていただきましたけれども、農林水産省出身のOBの方で、言ってみるならば、僕ば昭和二十四年の米審の設立時期からずっと知っておりますから、歴代米審会長じゃこの人が一番すばらしいなと思うような農林省OBの審議会長だってあった経験があるわけであります。
しかし、このメンバーの中には米価審議委員も入っておられるのじゃないですか。元ですか。そういう意味では、この先生の意見などが回り回って影響力が出てきて、そういう中で一つの環境がつくられていく、こういう危険性というのがあると私は思うわけであります。 そういうことで、ことしの米価を決める時期がもう目前に迫ってきているわけであります。
いま一つの問題は、米価審議委員の問題でございます。この問題はいろいろ経過もございますし、長々と議論をしても問題が残されると思うのでございます。最近のメンバーがかわるという状況の中で、安倍農林大臣が御就任当時から、より生産者や消費者に対する考え方の中で、積極的に任期の更改の時期には考えてみようというようなお話があったのでございます。
それから米審のこと、これは困るのですが、私は正直言って、米価審議委員をしていて、ある面むなしく思うことが私自身あります。そういう点は、現在の米価なり、あるいは第一次産業は、高度経済成長の過程で第二次産業の犠牲になってきている。
しかし、おのずから当然、米価審議委員の中からこれらの諸点についての御質問、御意見があると察せられますので、その際には、ただいま御答弁申し上げたような御趣旨をはりきり申し上げるつもりでございます。 〔委員長退席、山崎(平)委員長代理着席〕
そのほか許認可の点で、酒とかあるいは薬品にしても、あるいはお米にしても、私は米の取り扱いを全面的に生協に認めなさい——これは私米価審議委員もしていますのでそういう主張もするのですけれども、やはりなかなか米屋さんとの関係があって、生協には認められない。
私は、単に米価審議委員の選任の問題、団体の代表の問題だけで審議はできないと言うのではありません。いやしくも国会の審議権を行政が拘束するというようなことは許しがたいことであって、この問題は当然議院運営委員会の問題であり、国会対策上の問題でありますから、したがって、この問題が明確にならない限り、私は本委員会の審議を続けるわけにはいかないと考える。これは当然でしょう。
たとえば米価審議委員にしたところで、初めから、ぼくらから見れば御用学者みたいな者や新聞の論説委員の札つきのような人間を任命しておいて、これが中立委員だなんておっしゃってみたって、われわれ納得しない。 〔倉成委員長代理退席、毛利委員長代理着席〕 そんな者が出す結論に、たとえば米審の場合には農民が納得するはずがない。
そこで、大臣、ことし新しく任命された米価審議委員の中で、昭和四十三年度の政府と与党上層部の間の食管会計の処理方針は次のものだということを公然と発表しているのですよ。名前を言えと言えば言いますけれども、言うまでもなく、農林省の役人さんたちはおわかりだと思いますが、こう言っているのです。「財政硬直化と米価決定の矛盾をさけるために、来年度以降は、食管会計の赤字くりいれについて限度をもうける。
○兒玉委員 最後に、特に要望し、またお聞きしたいことは、先ほど当初質問しましたとおりに、米価審議委員の十一名のいわゆる中立あるいは学識経験者等が辞表を出したということは、やはり今後の米審の運営にあたりまして、相当大臣の諮問機関として慎重な配慮がなされなければ、差し迫っておるところの麦価の問題、また米価の作定にあたりましても相当困難が伴うのではないか。
○兒玉委員 少なくとも米価審議委員の任務というのは、もちろん政令事項による大臣の諮問機関であったといたしましても、この米審がいろいろと検討する米価、麦価の問題というものは、国民生活にとり、また生産農民にとりましても、きわめて重大な意義を持つものと私たちは断ぜざるを得ない。
これは経過がございまして、昭和三十年に河野農林大臣と私が米価審議委員をやっておりましたときに、実はいろいろ苦心惨たんしてこういう制度を設けたのです。
ところが、米価審議委員のかなり有力な委員の中に、生産費及び所得補償方式には賛成だけれども、その方式の中におけるバルクラインの取り扱いについては異論があるようであります。それは今日政府がとっておるのは、平均バルクに標準偏差というものを加えて計算をいたしておるのでありますが、標準偏差を加算するということは適当でない、平均バルクが至当であるという意見を述べておる人たちがあるのであります。
が、予約減税という制度ができたとき、私は米価審議委員をやっておりました。大臣は河野農林大臣でした。そこで米価はもっと引き上ぐべきであるけれども、これはなかなか大蔵大臣がのまない。そこで米価を上げる分を予約減税でいこうじゃないか、こういう話し合いで実は生まれたものなんです。これは本来米価そのものなんです。
ところが米価審議委員の諸君がなぜ辞任をされたかということは、当時の新聞をごらんになれば一目瞭然とするのでございます。当時、昨年の七月十一日に米価審議会が招集されましたが、その十一日には、招集をしておきながら、政府原案がまとまらないために、委員会を正式に開催することができなかったわけでございます。そうしてその日は懇談会を開いてお茶を濁しました。
ことに、米価審議委員の任命、ここに一つ問題がある。従来の米審というものは、生産者代表、消費者代表、これは大体違わないのです。ところが、学識経験者と称するような人の選任にあたって、生産農民にきわめて不利益な議論をするような人間を意識的に選任しておるということ、これは否定できないでしょう。そうなりますと、米審の答申というものが一致した意見の答申が求められるかどうか、私は疑わしいと思う。
そこで、二点について伺いたいのでありますが、先般農林大臣は、米価審議委員の協議会か懇談会で、予算米価の要求については一万三百三十三円を要求しておるということを言明されたようでありますが、それはやはり米価審議会と算定方式との関連があるわけでありますが、そのように要求は出しておったかどうか。
しかし、きらわれておるにしても、米価審議委員は特に全日農に対しても一名出してくれという推薦依頼が来ておる、いわば協力団体です。そういう関係にある団体ですから、こういう米価の問題については民主的な一つの方法で結論を得たいというのであれば、やはり全日農なんかに対しても積極的に参加を望んで、そして協議をするという態度が望ましいと思うのです。
○栗林委員 ただいま、学者あるいは専門家を含める調査委員会のようなものを設けて究明したい、ただしその調査委員会を米価審議委員を加えて設けるかどうかはまだ検討中だ、こういう御答弁のように承わりましたが、この専門委員会は、かつて例もありますから、米価審議会の中にこうした専門委員会を設けるというようにお考えになるわけにいかないでしょうか。
これは昨年二十五人の米価審議委員の方々が異口同音に全員が口をそろえて申し上げられたことでございます。一日十俵作るという農民はございません。それでありますから、やはりこれはまだまだ実情に即しておらないと思う。従って、米価審議会では、せっかくこれだけ努力した、その努力は認めるが、なお低きに失する、こういうように指摘されたと思うわけです。
これは端的に数字をあげて言いますと、前の米価審議委員会において、秋田地方、北海道、北陸等は百数十円上りました。秋田県の場合は大体二百万石と軽く押えて全県下において約三億円くらいの増収があるだろう。これは農家のためにも喜ぶべきことだし、単作地である秋田県の商人の方々には大へんに潤い得る数字でございました。
ところがその後すぐに早いがいいとは思うが、いつでなければならぬということはないと答え、また参議院の米価審議委員の決定云々といい、または社会党の人が九月云々とまで発展いたしたかと思いますると、また米価は六月中には決定すると答えたのであります。一体いずれがほんとうなのか、私はまことに迷わざるを得ないのであります。