1952-04-30 第13回国会 衆議院 農林委員会 第30号
こういうことになりますと、おそらく自由党の東北方面の人々やあるいは改進党の米作地帶の人々、今度の統制撤廃に賛成した人々が後悔するのではないかと思うのでありまして、今から同情の念を禁じ得ないものがあるわけであります。
こういうことになりますと、おそらく自由党の東北方面の人々やあるいは改進党の米作地帶の人々、今度の統制撤廃に賛成した人々が後悔するのではないかと思うのでありまして、今から同情の念を禁じ得ないものがあるわけであります。
只今お話の單作地帯、米作地帶等において成るべく多く粉食に慣れさせるというようなことは、政策としましては非常に大事なことであると考えておりますから、我々もこれはひとり文部省にお願いしつ放しということではなしに、そういつた食生活改善といつたような問題を農林省としましても進んで御協力を申上げて、このことに意義あらしめるように努力をいたしたいと思います。
第三は、東南アジア、ビルマ、シャム、インド等のいわゆる米作地帶の輸出は、日本の要求に応ずるだけのものが可能であるかどうかという問題についても、非常に不安であるという見通しを私は持つております。向うの農業生産が拡大すればするほど、向うにはそれだけやはり自国の消費がふえて参りましようし、また向うがいろいろな経済の再建をはかるために、必要な重工業の面や、いろいろな面が伸びて参りましよう。
中でも、特に米作地帶である東北、北陸等の單作農家の受ける犠牲は極めて大きく、麦類の統制撤廃は全く米作農家の犠牲の上に強行されると言つても過言でないのであります。(拍手)これは又今後この供出の上にも非常な大きい影響があると考えておるのであります。
これらの点が新潟県あるいは東北米作地帶等におきまして重大なる影響を與えておるということは、みな御承知のところであろうと考えるのであります、そのほかに、今まで農民が非常にたよりにいたしておつたところの超過供出三倍買上げの打切りであります。これらが非常に大きな農村の収入を減退せしめた原因であります。 第二点は、農村に対する重税の負担であります。
そこでこれは前にも希望があつたのでありますが、この共済掛金でなしに米を以て物納するということを、今一遍真劍にお取上げ下さつて、この制度を存続させるということで、お考えになる御意向があるかどうか、これは誠に農村の、特に米作地帶では非常に希望しておるところでありますから、若し今までお考えなかつたとしたならば、今後こういうこをお考えになる余地があるかどうかということを一つお示し願いたいと思います。
というのは、一例を申し上げますと、先ほど粉の辞退が、米作地帶にややもするとそういう傾向が出た、こういうことをおつしやつております。これは米作地帶ではなくて小麦の産地におきましても、配給のものは品質が非常に悪くて値段が高い。そうすると配給の価格と生産者の価格が非常に開きがありますから、その中間において生産者と消費者が取引をしても非常に品質のいいものが配給よりももつと安く入る。
しかも昨年の例をみますと、千葉縣のごときは三千五百万貫くらいの供出割当を出したものが、六千万貫以上出たということを聞いているのでありますが、これは豊作とか凶作とかいう問題ではないのでありまして、手品師ではないのだから、結局割当の基準というものが一面において誤つていたことの証査であり、一方においては米作地帶でありますから、米を裸供出して場も、大部分は米によつて食糧というものがまかなわれるということを、
次に石川縣の手取川でありますが、本川は扇状に開けた一万四千町歩の米作地帶を貫流し、從つて、その災害の農作物に及ぼす被害は甚大であります。本川は、その源を白山に発しますが、その水源の荒廃により、土砂流出と漂砂により河床は上昇し、河口は閉塞 せる状態にあるため、上流の砂防と相まつて、河口の導流堤の築造が要望せられております。
ことに米作地帶の肥料は、魚かすをもつてする。これが一番効果的であります。それがただいま長官がおつしやいましたように、農民の手元へどうしたら入るか。飼料としてはある。しかも飼料として流れ來たものが魚肥に入つているわけです。魚肥として農村が使用しておる。流れて來るときには飼料として流れて來る。
北海道、東北地方あるいは長野縣を中心とする山岳高冷地帶の單作米作地帶であります。農林省は從來通り、本年の秋もまた早期供出の奨励制度を続行されると思いますが、その際にこういうような特殊地帶に対し平地、暖地地方と同じような期間を定めての奨励金を出されるかどうかお尋ねしたいと思います。
現在米作地帶においてはほとんど收入という收入はありませんので、今後あすからの生活にすら困るような状態に陷るのではないかと思うのであります。
特に私は愛知縣でありますが、実際の米作地帶では、現在のような状態になりますと、結局いくら増産の声を言いましても、現在の土地改良費がありまに少いので、とてもこのままでは百姓はやつていけないというので、実はたくさん土地を捨てる百姓もだんだん殖えております。特に海岸地帶におきましては、昨年のように雨が少いと塩害があります。そのために非常にたくさんの土地がむだになつておるのであります。
從つて当分の間主食を除外するというような規定があるようでありますがこれはやはり初めから主食を課税標準の中に算入するというのが適当ではなかろうか、特にこの点は米作地帶、或いは主食を生産いたします府縣におきましては非常に大きな影響がございます。この主食を課税標準から除外することによつて大きな穴があいて参ります。大体私共の計算によりましても、三対一くらいの割合であると思います。
從つてこれは米作地帶と申しても差支えないのでありますが、ところがこの村の財政を今まで非常に助けておりました村有林が、今回の引揚者の開拓に割当てられまして、ほとんど村有林の大部分をこの開拓にとられてしまつた關係上、この村有林等を伐採いたしまして村の財政に使つておりました金額が、非常に少くなつてまいり、もうほとんどなくなつてまいりました。
殊に單作米作地帶及び低位生産地帶には、保有米のない農家が多いのであります。北海道のごときは、保有米のない農家がことごとくであります。かかるとき、政府は三千五十五万石確保のため供出を強行せらるるならば、農家保有米がなくなる。
來年の米の收穫特に今囘の水害でやられましたところは河川の近くでありまして、いずれも米作地帶なのであります。かような意味合いからいたしまして、來年度の主食の増産にこのままでは非常に支障を來しますので、今年度内におきましてなんらかの方法によりまして、豫備金あるいは追加豫算等の方法によりまして極力増額をはかつて、復舊を用意ならしめたい、かように考えております。
今日すでに米作地帶の供出力が限界点に達しており、全國一率に一一〇%完遂を望むことはおそらく不可能であり、しかも目標完遂が不可避とされております以上、割当量のいかんにかかわらず、供出余力のあるところあげて供出を促すべく、ここに合理的な総合対策の急速なる実施が、否應なしになされなくてはならないのであります。