1955-07-15 第22回国会 衆議院 予算委員会 第31号
実はこれがもう相当進んでおるということは、去る十五日のワシントン発AP電報によりますと、「米当局が十五日語ったところによると、一九五六会計年度にさらに約八千五百万ドルにのぼる米余剰農産物協定を日本と締結するため東京とワシントンである検討が行われている。」こういう報道があります。それではそのある検討というのは、今どういうような段階にありますか。
実はこれがもう相当進んでおるということは、去る十五日のワシントン発AP電報によりますと、「米当局が十五日語ったところによると、一九五六会計年度にさらに約八千五百万ドルにのぼる米余剰農産物協定を日本と締結するため東京とワシントンである検討が行われている。」こういう報道があります。それではそのある検討というのは、今どういうような段階にありますか。
(拍手) 本予算補正の前提と相なっております、いわゆる日米余剰農産物協定そのものが、経済上に百害あって一利なきのみならず、政治的にも、アメリカ世界戦略の一環としてのMSA体制に日本を引っ込み、再軍備、憲法改正、平和破壊への道を選ばんとする反動的な鳩山内閣の隠された野望につながるゆえんについては、今日まで数々の反対論が展開されてきたのでありますが、その後における客観情勢の推移というものは、ますますわれわれの