1970-12-07 第64回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
よく例に引かれますけれでも、アメリカが米中大使級会談を百数十回やっているということも事実でございますけれども、アメリカは中国との間にほかの触手がございませんから、大使級会談ということにその方法を求めるほかには方法がなかった。そして実際上の断絶関係が現在も米中間には続いているというのが事実であろうと思います。
よく例に引かれますけれでも、アメリカが米中大使級会談を百数十回やっているということも事実でございますけれども、アメリカは中国との間にほかの触手がございませんから、大使級会談ということにその方法を求めるほかには方法がなかった。そして実際上の断絶関係が現在も米中間には続いているというのが事実であろうと思います。
これは各人各様、いろいろの見方があろうかと思いますけれども、たとえば最近米中大使級会談ということが話題になりますが、これに対して米国側として、米国政府筋としては、自分のところとしては何のパイプもないので、この会談に期待をかける以外に中国との話はできない、日本におかれては、貿易のやり方からいっても相当に進んでおるし、あるいは新聞記者の交換もとにかくできておるし、その他の点からいってもさすがに隣国であり
○愛知国務大臣 でありますから、ただいま申しましたように、古井さんの一行にも期待をいたしておると同時に、政府としてのたとえば、これはざっくばらんに申しまして、日本の国内でも、アメリカが米中大使級会談をやっているではないか、形式的にも政府間の接触をはかるべきではないかというのも一つの大きな声にもなっておりますから、やはりいろいろの手を並行してやっていくことが私は妥当ではないかと思いまして、その一つの試
さきに中共は、ワルシャワにおける米中大使級会談を久しぶりに再開しようじゃないかとアメリカに提案し、米側はこれをいれて、二月二十日を期してこの再開を見るに至りましたことは、一応歓迎すべきことに見えますが、この会談の結果、米中関係が急速に改善の方向に向かうものとして期待ができるでございましょうか、参考までに政府の御意見も伺っておきたいと思います。