1982-04-20 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
それで、まずこういう考え方に立って最初に取り組んでおりますのは、現在、インドネシアでございますが、インドネシアは御高承のとおり恒常的な米不足国でございまして、そういう中で人口の増加というのが大きな問題になっておるわけでございますが、インドネシア政府と数次にわたる協議を行いまして、米増産のための総合的な協力の枠組みをまず両国政府間で合意をして、その中で進めていくということで、ごく最近、優良種子の増殖配布
それで、まずこういう考え方に立って最初に取り組んでおりますのは、現在、インドネシアでございますが、インドネシアは御高承のとおり恒常的な米不足国でございまして、そういう中で人口の増加というのが大きな問題になっておるわけでございますが、インドネシア政府と数次にわたる協議を行いまして、米増産のための総合的な協力の枠組みをまず両国政府間で合意をして、その中で進めていくということで、ごく最近、優良種子の増殖配布
そしてまた、そうであったからこそ、慢性的米不足国であった日本が、昭和四十年代以降それを解消することができたわけであります。しかしながら、最近多くの農家の間から食管制度堅持の声というのが非常に少なくなってまいりました。それとともに、米づくりの将来について不安を抱く農家の数がふえております。それはなぜか。たとえば米価について言うならば、米価保障が崩されてきているからであります。
そして日本が、アジアの米輸出国の産米を買い上げ、米不足国へ供給する、またはアジア農業機械研究所設立に対しての全面協力をすると約束されたのだが、このことは、言うまでもなく田中内閣の基本方針だと受けとめるのだけれども、どうか。ただ、ここでEC各国の農業協力の困難さ、アメリカの独善的農政、貿易などを思うとき、いま一つ突っ込んだ大臣の情勢分析と具体的方針を国民に明らかにしてほしいのであります。
わが国との関係では、特に米不足国における増産対策について経済技術協力を一そう強化していくということを強調しておられます。