2004-03-01 第159回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
○近藤(洋)分科員 皆さん御案内のとおり、米の世界貿易というのは実は余り多くないわけでありまして、ウルグアイ・ラウンドの後の平成の米不作のときにはあれだけ世の中大騒ぎをしたわけであります。 やはり私は、一〇〇%自給率のある品目は米だけであるわけですし、まさにここについては、百五十万トンをふやすこそすれ減らす理由はないのではないか、国家として減らす理由はないのではないか。
○近藤(洋)分科員 皆さん御案内のとおり、米の世界貿易というのは実は余り多くないわけでありまして、ウルグアイ・ラウンドの後の平成の米不作のときにはあれだけ世の中大騒ぎをしたわけであります。 やはり私は、一〇〇%自給率のある品目は米だけであるわけですし、まさにここについては、百五十万トンをふやすこそすれ減らす理由はないのではないか、国家として減らす理由はないのではないか。
五年連続の米不作という冷害はあってほしくないわけです。あってほしくないわけですが、あった場合のことも想定しなければならないわけで、昨年のような冷害なら、計画を先ほどおっしゃいましたでしょうか、ことしは千九十万トンというふうに言われている、その生産がおぼつかなくなるのじゃなかろうかということも考えられるわけです。問題はことしの端境期の量的確保、これについてはどういうふうに考えておられるわけですか。
そこで、正規の許可を受けた業者にしてみれば、五十五年から続いております米不作で、米が一体売れるのかどうか、米が確保できるのかどうか、消費者の皆さんに迷惑をかけないで済むのかどうかということで、非常に深刻な問題であります。ところが一方では、許可を受けておらない、やみ米屋さんというか無許可業者というか、その店には米が山積みされておる、こういう姿は一体どういうことかと言いたいのです。
昨年は韓国側の発表によりますと七・一%と比較的高い数字になっておりますけれども、これは主として八〇年の米不作がマイナス二二%という農林水産部門のマイナス成長をもたらしたわけでございますが、それが八一年には平年作に回復したことによるものでございまして、輸出の成長率は八〇年、八一年を通じまして〇・五%程度というふうに考えております。
ことしの農業白書は、五十一年産米不作の要因として幾つかのことを挙げておりますが、この中でこう言っております。適品種の選定、健康な苗の育成、適期の移植、適期の施肥などの肥培管理や水管理などの基本的な技術の励行が必ずしも十分に行われなかったきらいがある、このことが冷害を大きくしている面が見られる、こう皆さんが総括して指摘しております。私もそのとおりだと思います。