1982-04-21 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
日本の場合は、お米一石というのが一つの安全保障機能だったわけですね。雨が降りまして温度も高いので、日本の風土は米作が向いております。したがって、米中心の食生活。昔から米一石という容積の単位をつくりまして、重量に換算いたしまして百五十キログラム。三百六十五日で割って、一日当たりカロリーにいたしますとちょうど千四百カロリー。安静時の熱量なのですね。
日本の場合は、お米一石というのが一つの安全保障機能だったわけですね。雨が降りまして温度も高いので、日本の風土は米作が向いております。したがって、米中心の食生活。昔から米一石という容積の単位をつくりまして、重量に換算いたしまして百五十キログラム。三百六十五日で割って、一日当たりカロリーにいたしますとちょうど千四百カロリー。安静時の熱量なのですね。
その当時米一石二十五円です。そうすると、一升二十五銭ですから、大工の一日の出面はいわゆる五十銭、だから二升で済んだものです。いま大工の日給は千五百円から千七百円、千八百円、してみれば、米は大体一斗、いわゆる十升ですね。そうすると大体五倍です、総理。
そういう意味におきまして、これをもし廃止するというようなことでありますならば、昭和三十四年に政府が閣議で決定をいたしましたように、当時これを廃止いたしますると、米売り渡し農家は、米一石に対しておよそ七十五円程度米価の引き下げになると同じ結果になるということにかんがみまして、廃止をするならば米一石について七十五円の値上げをするという案でございましたが、その案がきわめてずさんなものであったために、ついにこれを
第二点は、租税特別措置法の関係でございますが、答申の中では、たとえば米の予約減税は、これは廃止すべきであるということがうたわれておりますが、これを公平の原則から判断した場合には、たとえば農業者に対する課税の中で、特に米作農家だけに、政府に売り渡した米一石に対して千四百円分を所得の計算から除外するというようなことは、これは純理的に見れば問題があるとしましても、沿革的に見れば、たとえば昭和二十六年から二十九年
それは御案内のようにこれは昭和三十年でありますが、たまたま河野さんが農林大臣のときに、米価をもっと引き上げるべきであるけれども、諸般の事情で米価を引き上げるわけにいかないので、米価引き上げ該当部分として米一石について千四百円を課税の対象からはずすというところの、いわゆる予約減税の措置が行なわれて参ったのであります。一昨年政府は予約減税制度を廃止するという実は方針をおきめになった。
○森八三一君 抽象的にはよくわかるし、別に何も私もめちゃくちゃにどうこう言う意味じゃございませんが、麻袋の場合には米一石の包装容器としての見積もり代金は幾らということを、これはやはり米審にお諮りになっておきめにならなければならないと思いますね。そうでなければいけないと思う。
そういうことを何しまして、ただ時期別格差だけ多少やっておるとか、あるいは歩どまり加算を減らしておるというような考え方は、これは根本的な考え方であるので、私は、この基本米価の算定方式を政府に根本的に考えていただいて、ほんとうに、米一石どんな米を作っても、これは生産費はこれだけである、われわれの労力はこれだけであるという補償の償えるところの算定方式を出して、そうして農民に簡単に説明のできるところの基本米価
そして年々生産方針というのをきめておりまして、米幾らで幾らの酒を作るということを中央会と相談してきめていくわけでありますが、その生産方針によりますと、年々米一石当りでできる酒の量というのも違っております。
ただこの際、さらに二、三これに関係して伺っておきますが、政府は、この原料米一石当りの生産量、これを幾らに見ておるか、そして、これは原価にどう織り込んでおるのか、この点を明らかに願いたい。
本年については政府は原料米一石で幾らの税金をおとりになっているか、あなた方御承知ですか。原料米玄米一石で、これは間接税、直接税、地方税を入れて米一石で十万円の税金をとっていますよ。そのほかにこういうとほうもない暴利をむさぼっているのですから、いかに食管が赤字会計だといっても私は少しひどいと思う。米一石で十万円をかせいでおきながら、まだそのほかにこういうようなもうけの仕事をしている。
御承知の通りこの酒造米というものは、原料米一石で間接税及び所得税、事業税等を加えますというと、原料米一石で約九万円からの収入をとっているのであります。
それから第二点は、等級等何らの関係なしに、供出米一石について一等米でも五等米でも同様に百四十円ということで措置されると思いますが、三等標準で九千百二十円という昭和二十九年基本米価がきまっておりますので、そういうことに何か関連があるのかないのか、その点を第二点としてお伺いいたしておきたいと思います。
消費者にこういうお話を聞かれると困るので、われわれもちよつと言いにくい点もあるのですが、御承知のように、現在普通醸造といわれているものは、米一石使いまして酒が一石できております。
三、国民健康保険療養給付費国庫二割負担を実現するための助成金の増、但し計算の基礎は改進党原案による拾壱億弐千弐百万円、四、供米奨励金弐百億円、1、この奨励金は供出割当全量を完遂した農家に交付するという意味に解せず、供出米一石毎に八百円を交付するものと相互に了解する。
「この奨励金は、完遂奨励金ということにいたしてはおりますけれども、これは供出米一石につき八百円を出す、いわゆる割当数量を完遂するにあらざれば出さぬという従来のやり方とは違いまして、供出量一石につき八百円を出すという奨励金の制度をここに又採用し、その二百億円をこれに充てるという二とでございます」と、こうはつきり言つております。
この奨励金は、完遂奨励金ということにいたしてはおりまするけれども、これは供出米一石について八百円を出す、いわゆる割当数量を完遂するにあらざれば出さんという従来のやり方とは違いまして、供出量一石について八百円を出すという奨励金の制度をここに又採用し、その二百億円をこれに当てるということでございます。
そして農民団体の共通な米価計算の要求というものは—これは初め私も農林大臣時分に主張したが、米一石つくるのは肥料は幾ら、農具は幾ら、農具は幾らというようにこれを計算して、これを米価八千円になる、一万円になる、これを米価とするということが農民共通の要求なんです。従つて米を生産費できめるということが今日農民団体の輿論なんです。
それによりますと、これは米価審議会の懇談会の席上において、大体米一石が七千四百八十四円もらわなければいけない、ところが六千七百九十円に下つてしまつた。そうすると、差引六百九十四円マイナスになる。そういたしますと、供出米がかりに三千万石出るとして、農村へ入るべき金は百八十八億二千万円の金なんです。これが六千万石の供米だと三百七十六億四千万円の金が農村に入るのが入らないことになります。
もちろん強制するわけではございませんが、税務署としては今年の米一石当りの所得はこれくらいに見ておる、こういうことを納税者に、事前に町村役場等を通じて知らしておこうと考えておるのであります。昨年もそういうことをやりまして、成績を非常によく上げておる例があります。新潟県等はその例でございまして、新潟県等はほとんど納税者に対しては更正決定をやつておりません。
いわゆる米一石がさつまいも十五貫、そうすると米の価格がこれだけすると、いもの価格がこうなる、こうおのずから価格が出て参りますが、そういう価格によつて定めて行きたい、かように考えておるのであります。しからば十五億万貫かりにできます中で二億三千万貫しか買わない。あとのものはどうするか。こういう問題であります。
米価審議会においても、この中間経費を米一石について千円という勧告をしている。米などというものは、糠と俵とのもうけがあればいいというくらいのものですが、それが一俵当り七百円に近い中間経費を要するような状態である。私たちは、この点にどうしてもメスを入れなければならぬと思うのです。いもでも貫当り二十円のものが三十一円で、五割以上です。