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44件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2004-05-13 第159回国会 参議院 法務委員会 第16号

政府参考人山崎潮君) 基本的には公判になりますと簡易公判手続とかなり類似したところもあります。簡易公判手続の場合は、最初起訴状を朗読して、それから冒頭陳述をやります。後は証拠調べは、争っていないということを前提になるべく簡易に行っていくと。場合によっては、朗読もほんの一部を要旨を言ってあとは省略するとか、こういうような形でやられることになります。

山崎潮

2004-05-13 第159回国会 参議院 法務委員会 第16号

政府参考人山崎潮君) たしか現在、簡易公判手続というのがあるわけでございます。これは、その公判において被告人有罪であるという陳述をした場合に証拠調べ簡易化迅速化を図るということ、これをやっているわけでございます。それに対しまして即決裁判手続は、その手続全体の迅速化合理化を図るということになるわけでございます。  

山崎潮

2004-04-06 第159回国会 衆議院 法務委員会 第10号

また、その対象の事件でございますが、現在、簡易公判手続という簡単に終了する手続があるわけでございますけれども、これと同じように、死刑無期懲役または禁錮、短期一年以上の懲役または禁錮に当たる罪についてはこの申し立てをすることができない、こういう手当てをしているわけでございます。  したがいまして、簡易明白で執行猶予相当の事案が即決裁判手続によって審理されるということになろうかと考えられます。

山崎潮

1998-05-22 第142回国会 衆議院 法務委員会 第18号

福岡委員 そういう御答弁ですけれども、実際の実務の運営では財産犯、詐欺、恐喝窃盗、特に窃盗なんか、これは数人で窃盗しても、これはみんな事実を認めれば簡易公判手続でやっているわけです。そういうようなことですから、やはり無用な争いといいますか、手間を要するという形になることは間違いないというふうに私は思います。  

福岡宗也

1998-05-22 第142回国会 衆議院 法務委員会 第18号

それからさらに、例えば今の事例でもって、殺人について、例えば恐喝なら恐喝で、恐喝について有罪は認めるけれども、組織的になしたということだけは否認するという恐喝罪が仮にあったといたしまして、その場合に、刑事手続では簡易公判手続といって、事実関係を全部認めた場合には極めて簡便な手続、特に証拠能力についての制限を外して簡単な証拠採用ができるという手続がありまずけれども、それによって簡便に裁判を続行することができるという

福岡宗也

1998-05-22 第142回国会 衆議院 法務委員会 第18号

それから、簡易公判手続のお話でございますけれども、これは確かにこの法律案の三条に定める罪の中にも、法律上、簡易公判手続をとることができるものもございます。しかしながら、これらの罪につきまして実際にそのような手続がとられる例は必ずしも多くはないと考えられます上、この三条の加重要件は、現在でも共謀の有無、内容あるいは重要な犯情にかかわる事項になるものでございます。  

古田佑紀

1992-12-07 第125回国会 参議院 法務委員会 第1号

服部三男雄君 最高裁にお尋ねしたいんですが、今回の東京佐川急便事件特別背任事件公判の過程におきまして、いわゆる右翼団体日本皇民党大島検事調書検察官請求資料として証拠調べがなされ、裁判長の指揮によりその大島検事調書を朗読された経緯についてお尋ねしたいわけでございますが、まず、これは簡易公判決定手続事件でございましょうか。

服部三男雄

1986-12-17 第107回国会 衆議院 法務委員会 第4号

ところが、日本では簡易公判手続というものがありますけれども、これは決して立証を省略するということではなしに、立証方法につきまして一部簡易化しておるということでございますので、仮に被告人公判冒頭で罪状を認めたといたしましても、やはり証拠調べが必要である、こういうような点があるわけでございまして、完全な意味当事者主義にはなってないということが言えるであろうと思うのであります。

岡村泰孝

1981-03-20 第94回国会 参議院 決算委員会 第4号

その後、次善策として、簡易公判手続や、略式手続等補助機構制度の充実が行われてきたことは承知をしておるところでございますが、なおかつ正式裁判の遅延が解消されておりません。このことは国権の最高機関たる国会の立場からも見逃すことはできないと思うのでございます。これは、私は、重要な立法政策の問題であろうと思います。  

柄谷道一

1961-04-11 第38回国会 参議院 法務委員会 第11号

第四条は、この種の刑事事件起訴されました場合におきましては、裁判所は、簡易公判手続決定のあった事件を除きまして、その公判期日における審理専門委員を立ち会わせなければならないことといたしました。ただ、この場合におきましても最初証拠調べ決定があるまでの間は、専門委員を立ち会わせなくてもよいことといたしております。

菊井三郎

1956-05-22 第24回国会 参議院 法務委員会 第22号

第二百八十九条は、必要的弁護、第二百九十一条の二は、簡易公判手続、第三百六十条の二は、上訴の放棄についての規定でありますが、これらの規定中「死刑」を削ったものであります。  第四百七十五条から第四百七十九条までは、死刑執行についての規定でありますが、これらはすべて不要となりましたので、削除することとしました。  

羽仁五郎

1954-03-11 第19回国会 参議院 法務委員会 第8号

他に適当な言葉がございますればそれで結構かと存じますが、ただまあいろいろ考えまして一審適当な名前は、簡易裁判というのがいいのじやなかろうかというので、ずつと最初から原案を作りますぎりぎりのところまで、簡易裁判という、言葉使つて参つたのですけれども、どうも簡易公判手続と間違える覆れがありまして、而もこの性格は飽くまで公判手続簡易化するという形じやなくつて公判前の手続とする。

下牧武

1954-03-09 第19回国会 衆議院 法務委員会 第15号

法律上の担保といたしましては、検察官簡易公判手続起訴いたします場合に即決裁判手続でやるか、あるいは正式の通常手続に乗せるか、あるいは略式命令で処罰するか、その内容説明いたしまして、そうしてどれを希望するかということを聞くわけでございます。それで本人即決裁判手続でやることについて異議がないときに限つてこの手続起訴をすることになるわけであります。

下牧武

1954-02-26 第19回国会 衆議院 法務委員会 第12号

それで現在略式手続で処理されているものの一部が、この簡易公判手続に乗つかつて来る、略式以上に出ることはございません。言いかえますれば、略式で処理されている事件のうちで、この交通に関する刑事事件に当るものだけ、しかも実際の運用におきましては、裁判所の人員、設備とのにらみ合せでいたさなければいけません。

下牧武

1954-02-25 第19回国会 衆議院 法務委員会 第11号

しかもそれはなぜそういたしたかといいますと、簡易公判手続をやることについて本人異議がある場合には、この手続でもできないのであります。ですから検察官の方では本人異議があるかどうか確かめなければなりません。ただその場合に略式手続におけるがごとく書面同意書をとる必要はない。と申しますのは、当然本人裁判官の面前に参りますから、文句があれば裁判官に言うはずですから、書面で出す必要はない。

下牧武

1954-02-18 第19回国会 参議院 法務委員会 第3号

これはその即決裁判手続をいわゆる正式裁判通常公判手続に引直すということをここで認めておりますが、簡易公判手続をすぐ略式手続に引直すということは許されない、そういう考え方でございます。略式即決裁判との間の融通はつかない。でございますから、正式裁判に引直した場合は、初めから今度は公判廷で、公判討求があつた場合と同じように取扱うということになるわけでございます。

下牧武