1959-04-27 第31回国会 参議院 内閣委員会 第20号
私ども金利の面で貯金を奨励するということ、これは一つの実際の手つとり早い方法はわかりませんが、郵政省の職員が郵便貯金の奨励なり、新しい制度を設けることによって勅加入者を勧誘されたり、あるいは簡易保險等もいろいろ勧誘され努力しておられる、これはよく承知いたしておるのでございますが、私はただいまのところで実務者に対する十分の手当といいますか、十分とは申しませんが、今日の手当では非常に不足だ、こう考える筋
私ども金利の面で貯金を奨励するということ、これは一つの実際の手つとり早い方法はわかりませんが、郵政省の職員が郵便貯金の奨励なり、新しい制度を設けることによって勅加入者を勧誘されたり、あるいは簡易保險等もいろいろ勧誘され努力しておられる、これはよく承知いたしておるのでございますが、私はただいまのところで実務者に対する十分の手当といいますか、十分とは申しませんが、今日の手当では非常に不足だ、こう考える筋
なおこの最後のほうにある簡易保險と、それから郵便年金のために増加する額が相当あるのですが、これはまだ運用部の資金がこつちに戻らない限りは、これは大蔵省で当然負担すべきものと思うが、これは本予算で成立した物件費予算の節約を以てカバーするというような説明になつておるようでありますが、こういう工合に何か郵便料金を値上げしても、一向郵便事務の改善、進歩というようなものには余り役立つていないで、そうして何かどうも
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 簡易保險積立金、郵便年金積立金の運用の問題につきましては、お話がありましたように、又私から御説明申上げましたように、基本的な法律は成立をしておりまして、これを実施するについて必要な法律が不幸にして一度審議未了になり、そうして廃案になるという結果になつておるわけであります。
委員長 大島 定吉君 理事 城 義臣君 委員 柏木 庫治君 野田 俊作君 三木 治朗君 駒井 藤平君 国務大臣 郵 政 大 臣 高瀬荘太郎君 政府委員 郵政政務次官 平井 義一君 郵政省郵務局長 松井 一郎君 郵政省簡易保險 局長
でありますから資金運用部資金ということになりますならば、たとえばこれが簡易保險の金でありましても、その他の金でありましても、やはり国家財政の根幹をなす基準点といたしまして、ぜひ一元もしくは一元に近い操作をすることは当然であると思います。
五号) 二六 簡易保險及び郵便年金の積立金運用に関す る陳情書外一件 (第一二一七号) 二七 同外二件 (第一二一八号) 二八 簡易保險積立金独立運用再開反対の陳情書 (第一二一九号) 二九 同(第一二二〇号) 三〇 同外一件(第 一二二一号) 三一 同(第一二二 二号) 三二 簡易保險及び郵便年金の積立金運用に関す る陳情書 (第一二七八号)
これはこの募集の建前から見ましても、簡易保險の建前から見ましても、私どもが厳重に取締らなければならない点であるのであります。この点につきましては、今までもたびたび私どもが所信を申し上げて参つております。この点につきましては私どもの意見発表について、十分の御信頼を賜わりたい、かように考えておるのであります。
団体貸付、契約者貸付の必要性はどこにあるかと申しますと、御承知のように簡易保險契約は長期の契約でございます。長きは三十年、終身もございます。
出席国務大臣 郵 政 大 臣 佐藤 榮作君 出席政府委員 大蔵政務次官 西村 直己君 大蔵事務官 (銀行局長) 河野 通一君 大蔵事務官 (銀行局資金運 用課長) 高橋 俊英君 郵政政務次官 寺本 齋君 郵政事務官 (簡易保險局
同日 簡易保險及び郵便年金の積立金運用に関する陳 情書 (第二五五四号) 同( 第二五五五号) 簡易保險積立金独立運用再開反対の陳情書 (第二五 五六号) 同(第 二五五七号) 同(第二五五八 号) 同 (第二五五九号) 同(第二五 六〇号) を本委員会に送付された。
貸しました金を監督する面につきましては、在来は大蔵省の地方の財務局がやつておつたのですが、今度の簡易保險につきましての監督は、やはり大蔵省の財務局に一任せられますか。また單独に監督せられるのか。その辺を承りたい。
○佐藤国務大臣 御承知のように、従前から簡易保險に関する限り郵政大臣が監督をいたしております。ただいまのお話は、もし監査というような意味であれば、今後は監査につきましても、郵政大臣の所管の範囲においては当然するわけでございます。
しかるに簡易保險につきましては、その末端におきまして、これは学校をつくるためにひとつ起債を起すから、それについては簡易保險に入りなさいなんということを言つてまわるというのが実際であります。これはいわゆる利益の供與というふうに考えられるわけでありますが、国家の行います簡保につきましては、そういうふうな利益の供與のようなことを実際はやつておるわけなんであります。
○白根(玉)政府委員 簡易保險法自体には、積立金という積立て方を書いておるのはございませんが、会計法の中に、積立金をこうこうしてやるようにという條文があるのでございます。
○高橋(俊)政府委員 地方債は今御説明がありましたガス、水道、その他各般のものにわたつておるのでありますが、今簡易保險の金をもつて新たにとおつしやいますが、運用しようとしておる対象は、現在地方債の詮議方針というようなものに基きまして、具体的に資金運用部資金としてお貸ししておる対象と、何ら相違はないはずでありますし、今後その範囲が簡易保險の独立によつて非常に違つて来たり、また貸付の具体的な金額等が非常
御承知のように簡易保險の資金と申しますのは、これは政府資金であるか、財政資金であるかというような点については、いろいろ御議論があるかと存じます。しかしながらこれは実質的に申し上げますと、簡易保險の金は加入者のために積み立てた財産でございまして、このことは簡易保險法の中にも、簡易保險の金に余剰金が出たら、加入者の利益のために使わなければならないという條文も入つておるわけでございます。
またお断りになる側からいたしますと、私の方の従業員が簡易保險に入つてくださいと言つて行くと、もう入つておるよ、どこに、それは第一相互だというようなふうに、断る口実をつくるような面もあるような現状でございます。
ただ大臣は、民間資金を押えてまで政府資金と申しますか、民間資金にあらざる資金を増にしてはならぬということをおつしやつておつたのでございますが、もし郵政省に復元いたしましても資金の増にならないとは言い得ないので、これはわれわれ長年募集に携わつておる側から申し上げますと、たとえば貯金の金か厚生年金の金か簡易保險の金かわからぬようなかつこうで学校が建つよりも、加入者階層の非常に渇望している学校が、たとえば
○白根(玉)政府委員 簡易保險の積立金の運用を郵政省に返してもらいたいという趣旨は、もう前々御説明申し上げた通りでございます。その趣旨からいたしますと、加入者階層の福祉増進に直接稗益するような面については、戰前ではこれ以上に幅が広かつたわけでございます。
もちろん資金の効果的運用ということも考えておりますが、簡易保險並びに年金積立金の運用は、簡易保險創始当時から、これは郵政大臣の管理であつたものでございます。それを戰時中大蔵省で統一してやつて参りました。終戰後これを郵政省へ復元いたしたいと考えたのでありますが、これも資金運用部資金法によつて、大蔵省で統一しておられるわけであります。
○宮幡委員 ただいま実例的に申しました八十億の一部超過の分を、かりに簡易保險積立金、郵便年金積立金で引受けるような場合にも、運用審議会で決定いたしましたそのわくの中でやる、こういうことになりますね。
○佐藤国務大臣 簡易保險事業が内容を整備する、これはとんでもないことだ、民間の事業の圧迫だ、かような御説のように拝聽いたしたのでございますが、簡易保險はいわゆる簡易保險でございまして、いわゆる民間保險とは性格が相当建つているのでございます。
○佐藤国務大臣 先ほどの答弁中にもちよつと申し上げておきましたが、資金運用部資金法ももちろん目的とするところは同一でありましようが、この資金運用部資金法が簡易保險の積立金なり郵便年金の積立金において、基本的な恒久的な制度かと申しますと、さようにはなつておらない。これは昨二十六年三月三十一日における大蔵大臣の参議院における答弁中に、明白になつておるのであります。
多田 勇君 田中 元君 坪川 信三君 降旗 徳弥君 牧野 寛索君 松井 豊吉君 椎熊 三郎君 園田 直君 土井 直作君 田代 文久君 出席国務大臣 郵 政 大 臣 佐藤 榮作君 出席政府委員 郵政政務次官 寺本 齋君 郵政事務官 (簡易保險局
たとえば資金運用部資金法が提案された当時も、いわゆる整理要綱として、簡易保險法の一部が、この法律の附則によつて訂正された。ところが本法においてのみ、どうもおかしな取扱いをしておりまして、この法律は初めからいけない。全然整理がしてない。法律的にこういう欠陥がありますが、せつかくこういう法案が出ておるので、一応これを審議するという建前はとりましたが、本来だとこれは法律の体をなしていない。
しかしながらこの間法律が上程になるまでにおきまして、相当いろいろな問題がありまして、この簡易保險自体の根本の問題についても幾多の疑義を持つことがあつたのであります。私はこの機会におきまして、こういうような疑義一切を明らかにいたしまして、今後本事業が円満に運用されるようにいたしておかなければならぬ、かような考え方に立ちまして、質問を申し上げる次第でございます。
○白根(玉)政府委員 御質問の要旨は、簡易保險の資金が、実質上と申しますか、制度の趣旨からいたしまして、国家財政上の理由によつて流用されるような国家資金の性質を持つかどうかという御質問であろうかと存じますが、私どもの考えといたしましても、簡易保險の金は、創始以来、加入者の利益のためにする信託財産的色彩を持つておる、かように考えておるのでございます。
同月十七日 簡易保險及び郵便年金の積立金運用に関する陳 情書(第一八八六 号) 同外一件 (第一八八七号) 同(第一八八 八号) 同(第一 八八九号) 同(第一八 九〇号) 同(第一八九一 号) 同(第一 八九二号) 同(第一八 九三号) 同( 第一八九四号) 同外一件 (第一八九五号) 同(第 一八九六号) 同( 第一八九七号) 同 (第一八九八号
御承知のごとく簡易保險は、その契約数、その金額、その規模において、今や社会保障制度の一環として何人もこれを大きく評価せざるを得ない事業でございます。而も政府事業として後進国日本が世界にも比を見ない発展を遂げんとしていることは、社会保障制度の貧弱な日本においてたつた一つの誇り得べき事業なのであります。
勿論一方に郵便貯金とか簡易保險とか政府の行いますいろいろな資金吸収の方途がございまするが、そのほかにまあ従来の経験もありますので、こういう種類の特別な債券を発行することによつてそれだけ余分に資金の吸収ができれば結構であると、こういう趣旨に出るわけでございます。
むしろわしらは十万円ぐらいにしてもいいと思うのだが、八万円に満場一致であるのじやないかと思うが、だから保險料については考えなくちやならんのだが、これはあんたの関係じやないかも知れんが、この点保險業界から相当意見があると思うのですが、今度簡易保險の八万円の問題、この点は特にお考え及びになつたかどうかということをお伺いいたします。生命保險の……。
例はあるいは逸脱する例になるかもしれませんが、最近簡易保險の積立金の運用の問題につきまして、政府の中にも、国会の中にも、またちまたにおきましても、財界、事業界といわず、あらゆる方面において問題になつておる。しかし政府資金の一元的運用という原則から見まするならば、これを分離運用するなどと考えることの方が間違つておる。
なおこの場合一言附言いたして置きたいのですが、五月八日に当院から簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用の復元促進に関する決議案、これは先に第十国会における本院の決議として簡易保險、郵便年金の積立金の運用を復元するよう政府の善処方を要望したにもかかわらず、未だその実現を見ていないことは誠に遺憾である。
民間保險のことを考えるだけなら或いは現状のままにしたらどうかという議論もあるかと思うのだが、簡易保險の事業の内容を見ると或る程度の限度引上げは当然事業運営上も必要が痛感されておるので、この際取りあえずなし得るものとして先ず八万にした、勿論この限度自身は、そのときの経済情勢に即応し、同時に簡易生命保險の目的その使命というものと併して考えなければならないので、我々としてはこの際は一応八万円とするが、将来又経済界
委員長 岩崎正三郎君 理事 中川 幸平君 柏木 庫治君 委員 石坂 豊一君 城 義臣君 和田 博雄君 駒井 藤平君 国務大臣 郵 政 大 臣 電気通信大臣 佐藤 榮作君 政府委員 郵政省簡易保險 局長 白根
(拍手) さて、そもそも簡易保險並びに郵便年金の積立金の金額というものは、これら両事業の責任準備金なのであります。この責任準備金は、保險事業を運営するものそれ自体において管理運営せらるるのでなければ保險事業の完璧を期することのできないことは、諸君御承知の通りであります。これは国営たると民営たるとを問わない。
簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用の復元促進に関する決議 さきに第十回国会における本院の決議として、簡易保險郵便年金積立金の運用を復元するよう、政府に善処方を要望したにもかかわらず、未だその実現を見ていないことはまことに遺憾である。 政府は直ちに運用復元に関する所要の措置を講ずべきである。 右決議する。
もともと簡易保險並びに郵便年金積立金の運用につきましては、すでに第五回国会並びに第十回国会におきまして、本院におかれまして同趣旨の御決議がありまして、今日またまたこの御決議がありましたので、私といたしましては、この御決議の趣旨を尊重いたしまして、できるだけ速かにこれが実現を期したいと、かように存じております。