1969-05-14 第61回国会 衆議院 文教委員会 第17号
最初に愛媛県教育長毛利さんに伺いたいと思うわけでございますけれども、先ほどの河野委員の質問にもありましたけれども、松山教育事務所長篠原祐一氏が、一方では教員人事をめぐって収賄をし、一方では教科書採択をめぐって収賄をしている。
最初に愛媛県教育長毛利さんに伺いたいと思うわけでございますけれども、先ほどの河野委員の質問にもありましたけれども、松山教育事務所長篠原祐一氏が、一方では教員人事をめぐって収賄をし、一方では教科書採択をめぐって収賄をしている。
これは元県の教育委員会の松山教育事務所長篠原祐一この人に、渡辺という夫婦の先生、これが僻地に行っておった。これがどうしても自分の近くの平地に帰りたい、こういうことで人を介して十万円贈った。これが汚職の実態であります。そうして、本人は希望どおり異動した。こういう事件の内容であります。
○政府委員(宮地茂君) 前の松山教育事務所長の篠原祐一、この人が三月十五日に逮捕されましたが、先ほどお話しのように、本年一月十四日に退職をいたしております。これは、県の教育長が実は先週の土曜日でございましたが来られましたので、私も、衆議院でもこの点がいろいろ議員の先生から指摘されたがどうだったのだということを聞きましたが、一月十四日に本人がぜひ退職をしたいということでもって退職をさせた。
○斉藤(正)委員 いま概括的な答弁をいただいたわけでございますけれども、この松山教育事務所長であった篠原祐一なる御仁、この人の経歴については多少御調査でありましょうか、あるいは愛媛県教育委員会からその経歴について報告がございましたか。
○斉藤(正)委員 愛媛には五つ教育事務所がありますけれども、松山教育事務所というのは最大にして一番の中心的な教育事務所で、この松山教育事務所の所長の篠原祐一氏がこういう形で依願免になったという人事の事実は未発表であって、報道関係にも一切知らされなかった。
この校長さんは特別な人でこういうことを言っていると思ったら間違いで、ここでまた名前を出していいのは、書いてあるからいいが、八幡浜の教育事務所長の篠原祐一さんという人は、学徒の成績が悪いほうなので私は肩身が狭い、そういう会合に出るときには肩身が狭いと言っている。こういうことを詳しく書いているんです。お読みください。これにも書いてあるし、別な資料にも書いてあるが、肩身が狭いと言っている。