1998-06-17 第142回国会 参議院 本会議 第35号
しかるに、橋本内閣が先般強引に成立させた中央省庁等改革基本法は、従来の箱物行政手法を踏襲した器優先の行政改革、中身のない空疎な地方分権や規制緩和、官僚への全面依存など、およそ行政改革の名に値しない法律であります。
しかるに、橋本内閣が先般強引に成立させた中央省庁等改革基本法は、従来の箱物行政手法を踏襲した器優先の行政改革、中身のない空疎な地方分権や規制緩和、官僚への全面依存など、およそ行政改革の名に値しない法律であります。
第二に、橋本内閣は中央省庁等改革基本法を強引に成立させましたが、これは、従来の箱物行政手法を踏襲した、形だけの行政改革、権限や財源の実質的な移譲のない地方分権、官僚への全面依存などを内容とする、およそ行政改革の名に値しない法律であります。本来なら、この行政改革を通じて、二十一世紀の我が国のあり方を国民に問うていくのが政治の責務であります。