2003-07-08 第156回国会 参議院 法務委員会 第20号
とりわけ、管轄、事件が移ることから、書記官などの人的増員と強化が必要になると考えております。移管すべき訴訟の範囲も継続的に検討すべきでありますし、公的付添人制度の実現を視野に入れた少年事件関連の充実も必要かと思います。 尋問の公開停止、特に慎重な運用が必要でありましょう。また、審判手続における当事者に対する公開、透明化と手続保障は必要であります。 家庭裁判所は市民に最も身近な裁判所であります。
とりわけ、管轄、事件が移ることから、書記官などの人的増員と強化が必要になると考えております。移管すべき訴訟の範囲も継続的に検討すべきでありますし、公的付添人制度の実現を視野に入れた少年事件関連の充実も必要かと思います。 尋問の公開停止、特に慎重な運用が必要でありましょう。また、審判手続における当事者に対する公開、透明化と手続保障は必要であります。 家庭裁判所は市民に最も身近な裁判所であります。
それでなんですが、簡裁の判決に対する上訴の提起並びに簡裁の合意管轄事件について、これらなどは、簡裁の訴訟代理権が付与された司法書士の今後のこの附帯決議にあるような実績を見ながら、代理権限を付与していくということを今後早急に検討していくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○西村委員 今のお答えを前提にして次に御質問いたしますけれども、そうであるとするならば、訴訟物の価額が九十万円を超えないという点に意味があるのではなくて、簡易裁判所管轄事件ということに限定することに合理的根拠があるということでございますね。
特許法の事件、独占禁止法の事件等々特殊な事件につきましては東京高裁のいわば特別管轄事件ということに相なっております。当時の経過的な措置といたしまして、大審院から東京高裁が大審院の事件を引き継いだというようなこともあったようであります。そういうことで当初から東京高裁長官の報酬が他の高等裁判所長官の報酬よりも一段と上に格づけされておったということでございます。
ただ、そのうち最初の一件は、本来中央公害審査委員会の管轄事件でなかったために、地方に移送いたしました。これは受理してからすぐに移送ですから、その直後に移送して済ましております。
(1)複雑困難な事件及び経済的価格が訴訟物価格に比し高額な不動産事件は、本来、地方裁判所の管轄とすべきであるが、取敢えず民事訴訟法第三十条二項及び第三十一条ノ二の運用によつて地方裁判所において審判することとし、他面、現在地方裁判所の管轄事件中簡易裁判所の管轄として差支えないものも若干ある。それ故、これらの諸点を速かに検討して、順次その立法化をはかること。
大体現行法のもとにおきましては、今申しましたような趨勢にございますが、なお、これらの犯罪につきまして、取り締まり上あるいは刑罰の体系といたしまして、あるいはまた、一部そのような犯罪は家庭裁判所の管轄に属せしめられておりますが、その家庭裁判所管轄事件の範囲等につきましても、もちろん検討すべき点が多々あるのでございまして、私どもとしましては、そういう面につきましても検討し、少年の福祉を害する罪を厳正な態度
これも午前中はさっき申しました裁量管轄事件を受け付けるかどうかということを主として議論をする。そうして午後は主として弁論を終えた事件の合議をするということだそうであります。 弁論を終えた事件の合議のやり方でありますが、まず意見を長官の方から任官順に古い方から述べる。そうして、それから今度はディスカッションに入る。
これは誠に勿体ないことでありまして、前の臨時国会におきまして御審議を願つた裁判所法の一部改正は、簡易裁判所、従つて区検察庁の管轄事件の範囲を拡張し、一面事件処理の簡易化を図りますと共に、他面このような無駄を省き、両者を以て今般的な審理の促進を図ることを目的といたしたものであります。即ち限られた人員を最も有効に使うということでございまして、これが先に申上げました人員拡充の消極面の対策であります。