2014-05-29 第186回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
多くの場合、大体教員を、これは全てのということじゃありませんが、こういうケースが多いということで聞いていただきたいと思いますが、まず学校の教員を経験しまして、それから何年かやって実績を上げて、管理職試験を受けて学校の管理職になって、四十代で大学院に通う。そこでみっちり教育長としてのトレーニング積んで、免許を取ります。ほぼ公募制ですから、教育長は。
多くの場合、大体教員を、これは全てのということじゃありませんが、こういうケースが多いということで聞いていただきたいと思いますが、まず学校の教員を経験しまして、それから何年かやって実績を上げて、管理職試験を受けて学校の管理職になって、四十代で大学院に通う。そこでみっちり教育長としてのトレーニング積んで、免許を取ります。ほぼ公募制ですから、教育長は。
そういう意味では、管理職試験というものをきちっと設立して、そしてその上で管理職になった方がそういう評価もできる、そういう透明性の中で全体が意欲を持った組織に転換していくと、こういうことが必要だというふうに思います。
外国人が公務員になれないとする総務省の当然の法理と呼ばれる有名な解釈がありまして、その下でもって外国人が今公務員試験受けられない、国家公務員試験について受けられないということになっていますけれども、それとの関連で東京都の管理職試験を拒否されたのを争って、その判決で言ったのは、職業選択の自由の侵害に当たるんじゃないかと言ったんですね。
○政府委員(倉地克次君) 管理職への登用の問題でございますけれども、これは管理職試験による選考を得て厳正公平な立場に立って行うよう指導しているわけでございまして、組合員であるからといって差別的な取り扱いを行うことはないというふうに心得ている次第でございます。そういうことでございますので、今後ともそういう点については指導をしてまいりたいと考えております。
○高石政府委員 管理職試験を実施しているところが、県単位で申し上げますと、校長につきましては、小中学校で四十二、高等学校につきましては二十、教頭につきましては、小中学校で四十、それから高等学校につきましては二十五でございます。 その内容といたしまして、小中学校の校長の場合に、論文形式のものが三十三、筆答十九、面接四十一、教頭の場合は論文二十七、筆答二十七、面接試験三十八。
偶然の一致だと思うのでありますが、家主の方は翌年度の管理職試験に合格し、直後組合を脱退をしたのであります。しかしこの事件は、地域の人たちの間ではもう公然のものとなっておるのでありまして、この問題については、今日もなお事件そのものはいろいろのうわさを呼んでいるのでありますが、どういうわけか県の教育委員会はこの事件の処理として、本人を栄転させることによって決着をつけているのであります。
○諸沢政府委員 管理職試験といいましても、その中身は面接あるいは筆記試験等々いろいろあるわけでございまして、そういう意味で、一律にどういう試験をしなさいというようなことは、もちろん文部省で指導しているわけではございません。
○中西(績)委員 文部省が直接指導せずにこういう管理職試験が実施をされ、それに対応して文部省側からとしては、客観的なという言い方でありますけれども、そういう指導をされておるようですが、そこで問題は、この前私が指摘をいたしましたように、福岡県における入試問題についてはずっと指摘をしました結果、お答えの中では、具体的な内容については十分承知していない点もあるということを言っておりましたが、その後、お聞きになりましたか
○中西(績)委員 それでは次に、管理職試験について、もう時間がありませんから簡単に伺っておきますが、文部省としては、この前明確にならなかったのですけれども、このような管理職試験は、大臣の答弁によりますと、「どこでだれがどういう基準で選んだか全くわからなかったというような選び方では、それはやはりいけないだろうと思います。」こういう答弁があるわけですね。
こういうことで、いままでの管理職試験というのがもともと持たれたのは、学閥の排除とか、あるいは公平さを求めるためにということを理由にしてこれが行われるようになりましたね。
そこで、この中にありますように、いま行われておる管理職試験、そういうものがやはり先ほどから指摘をしましたように一元的なものだけを追求するということによってこの破行的なものが出ておる。
○諸沢政府委員 東京などで管理職試験を受けるための塾通いというようなことをやっておるという話は私もかねて聞いておりまして、実に適切でないというふうに考えておるわけでございます。
○中西(績)委員 時間が参りましたので終わらしていただきますけれども、こういう実態が派生をしておるし、特に問題になっておるこの管理職試験については、文部大臣に要請をいたしますけれども、今後とも十分実態を把握した中で、よりよい方向性というものを打ち出すように努力をしていただくことを切に希望して、質問を終わらしていただきます。
現にありますが、立身出世のために時に授業を自習させて管理職試験を受けるというような、あるいは、現在の主任でも時間数を減らしておりますけれども、これは、学校教育というものは子供と教師の触れ合いである限り、教育を軽視する、教育から逃避する教育者になるというような者も出てくるだろう。そういうことを挙げたら大変たくさんありますけれども、そういうマイナス要素もある。
そこで、もう時間もありませんから、福岡県の教育というものは、これは教頭あるいは校長、こういった管理職試験の問題をとってみても、あるいは処分の問題をとってみても、あるいは講習会一つとってみても、あらゆることでとにかく混乱をしておるということは私は言えると思う。決して好ましい状態ではない。
その前の教頭あるいは校長の管理職試験の際にもやはりわれわれは心配したのですが、これにも上京されなかった。時間がありませんから、なぜ上京されなかったのか、簡単に説明していただきたい。