2004-11-11 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
○政府参考人(海老原紳君) これはまず、今のは二つのお尋ねだろうと思いますけれども、一つは、三十秒というときのその開始時点の話でございますけれども、これは、事故調査報告書に添付しております資料で墜落直前の管制記録というのがございます。
○政府参考人(海老原紳君) これはまず、今のは二つのお尋ねだろうと思いますけれども、一つは、三十秒というときのその開始時点の話でございますけれども、これは、事故調査報告書に添付しております資料で墜落直前の管制記録というのがございます。
そして、そのヘリの異常を察知してから御指摘のような通報を行うためにどの程度時間を要するかは状況にもよると考えておりますけれども、今回の事故に関して申し上げますと、報告書に添付されております管制記録などを見ても、墜落までの三十秒の間は相当緊迫した状況であったと思われ、かかる短時間の間に御指摘の通報を行うことができなかったのもやむを得なかったものと考えております。
それで、今先生のお尋ねになりました異常が発生したところにつきまして、米側の調査報告書の中に管制記録というのが付いておりまして、その中では、これはグリニッジ標準時になっておるんですけれども、異常が起こってから管制塔の方で墜落したというふうに言うまで三十秒というふうに書かれているというふうに承知しております。
ただ、ここでぜひとも申し上げたいことでございますが、現在五月の管制記録の上で、自衛隊の航空機は一日平均、これは土日を除きました平均でございますが、三十二回飛んでおります。それで五月十一日から十五日の平均回数は三十四回でございまして、この意味で自粛、抑制したということはないということで御了解いただきたいと思います。