2006-06-13 第164回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
日本航空グループにおきましては、貨物機の主脚部品の誤使用、千歳空港における管制指示違反等のトラブルが発生し、昨年三月に、事業改善命令を発出したところですが、その後も、客室ドアの非常用脱出装置が作動しない状況での運航、安全ロックピンの抜き忘れによる逆噴射装置の不作動、一定着陸回数ごとに点検することが義務付けられている主脚の検査期限超過及び期限超過判明後の点検作業の不適正といったヒューマンエラーに起因する
日本航空グループにおきましては、貨物機の主脚部品の誤使用、千歳空港における管制指示違反等のトラブルが発生し、昨年三月に、事業改善命令を発出したところですが、その後も、客室ドアの非常用脱出装置が作動しない状況での運航、安全ロックピンの抜き忘れによる逆噴射装置の不作動、一定着陸回数ごとに点検することが義務付けられている主脚の検査期限超過及び期限超過判明後の点検作業の不適正といったヒューマンエラーに起因する
○岩崎政府参考人 新千歳空港で昨年の一月に管制指示違反がございましたけれども、これにつきましては、航空法の九十六条の一項に違反するということで、機長に対して三十日間、副操縦士に対して文書警告というのを出しております。
機体のふぐあい等、JALに責任のないものもございますけれども、今先生がおっしゃいました管制指示違反でありますとか、非常口扉の操作忘れでありますとか、こうした法令違反に該当するもの、あるいは整備が適切に行われなかった、これは、私ども、各社が定める整備規程を認可しておりますけれども、それに抵触するおそれがあるもの、こうしたものが、今先生おっしゃったような件数発生しておるところでございます。
○松本(文)委員 主脚部品の誤った使用、管制指示違反、引き続いて管制指示違反、非常口扉の操作忘れ、脱出装置の不作動、逆噴射装置の不作動、主脚の検査期限超過、検査内容不十分、検査体制違反、再修理期限超過、機体損傷への不適切対応、点検期限超過、とても覚え切れないほどの安全運航不祥事であります。それも、わずか一年間、二社にかかわるものでだけであります。 航空局長に伺います。
昨年四月の西日本旅客鉄道株式会社福知山線における列車脱線事故、三月の東武鉄道株式会社伊勢崎線における踏切事故、また、我が国航空運送事業者における管制指示違反等の安全上のトラブルを始めとして、最近、運輸の分野における事故、トラブルが多発をしております。
日本航空グループにおける新千歳空港での管制指示違反などの安全上のトラブルは昨年三月に報告がなされたものであり、直ちに三月十七日、事業改善命令を発出をいたしました。加えて昨年は、航空の安全上のトラブルとともに、四月二十五日のJR西日本福知山線における列車脱線事故など、他のモードにおいてもヒューマンエラーに起因すると見られる事故、トラブルが多発をいたしました。
昨年は、東武伊勢崎線踏切事故、JR福知山線脱線事故、JR羽越線脱線事故、日本航空機の管制指示違反など、公共輸送における事故が相次いで発生をしています。また、一昨日、スカイマークエアラインズが機体に付いた傷の修理期限を把握していながら抜本的に修理をせずに運航させていたことが国土交通省の調査で明らかになっています。
昨年四月の西日本旅客鉄道株式会社福知山線における列車脱線事故、三月の東武鉄道株式会社伊勢崎線における踏切事故、また、我が国航空運送事業者における管制指示違反等の安全上のトラブルを初めとして、最近、運輸の分野における事故、トラブルが多発をしております。
それだけに、この四月の二十二日、全日空の小松発仙台行き三六一便、無許可で離陸開始したというトラブル、管制指示違反であります。厳重注意を受けておられます。そのほかにも、全日空機長の社内規定違反の飲酒、さらにはまた、これ伊丹発羽田行き、これはまあ安全上問題ないと言われているんですけれども、貨物を、コンテナをきちっと固定していなかったという問題等々トラブルが出てきたということなんです。
また同時に、四月二十二日にはANAがまた小松空港で管制指示違反を犯している。こういうような、どうも連鎖的な状況が起きているなというような気がします。 鉄道事故におきましても、あの三月二日の土佐くろしお鉄道における列車脱線事故、あるいは、その後、三月十五日でございましたが、東武鉄道のあの踏切事故、あるいはまた三月十九日には東海道新幹線における速度超過、こういう問題も起きていると。
例えば一月二十二日の管制指示違反も、はっきり言って、二月二十二日に国土交通省からJALさんに、こんなことあったかと問い合わせがあって初めて調べてわかったことですね。情報が全然下から上に上がっていないとJALさんはおっしゃる、途中で目詰まりしたと。でも、一般の我々新聞を読む人間からしますと、これ、JAL、隠していたなとしか思わないですよ。
本題に入りたいと思うわけでありますけれども、先般来、これは一月二十二日の新千歳での管制指示違反から始まりました。その後も、主脚部品の誤使用であったり、また仁川でのこれも管制指示違反、また客室乗務員がドアモード変更を忘れるということも三月十六日にございまして、三月十七日にはJALインターさんに対して事業改善命令が出されたわけでございます。
○国務大臣(北側一雄君) 率直に申し上げさしていただきたいと思いますけれども、まずこの一連のトラブルの、特に国民の皆様がどうなっているんだというふうに御関心を持たれることになった案件は、御承知のとおり、新千歳空港における管制指示違反の事案でございます。これ私ども当局の方で知りましたのは、これ三月になってから知ったわけですね。
航空法第七十六条には、こうしたトラブルは事故につながるおそれのある運航上のトラブル、重大なインシデントに該当する可能性があり、航空会社は国交省へ報告が義務付けられているんですけれども、国交省も、管制官の判断で事件、事故は避けられたので重大なインシデントとは言えない、航空法による単純な管制指示違反だとしているわけなんですけれども。
その後も、管制指示違反でありますとか、あるいは客室乗務員による非常脱出ドアのドア操作手順の問題等々発生をいたしましたので、三月十七日付けで同社に対して改めて、この貨物機の部品の誤使用等々も含めて、全体の原因分析あるいは安全組織体制の見直し等々をきっちりやってくれという事業改善命令を発出したところでございます。現在、その回答を待っている状況でございます。
○政府参考人(岩崎貞二君) JALからは、こうした情報があるけれどもどうかということを二月の二十三日に確認いたしましたら、こうした千歳での管制指示違反というトラブルがあったということについて報告がございました。
一方で、この新千歳での、まずは管制指示違反ということであります。これを詳細、私も国土交通省さん経由、またマスコミを通じてなど、さまざまな情報を集めさせていただきました。これはそもそも、今局長からお話ございましたように、全日空機が着陸した、着陸して滑走路から離れる前に後続のJAL機が飛ぼうとした。
本年の一月二十二日、新千歳空港における日本航空機の管制指示違反というのがございました。また、その後、三月には韓国の仁川空港においても管制の指示違反、また三月十六日は、その直後でございますけれども、客室乗務員が非常口の扉のドアのモードを変更せずに羽田から千歳まで飛行を行ったということがございました。
防衛庁の方からは、管制指示違反で離陸滑走の中止を指示したということでございますが、その指示をした時点において、着陸した全日空が滑走路上にいたわけでございますけれども、両機間に、先生今御指摘のとおり千メーターぐらいの距離がありましたので、これであったので特に危険な状況ではなかった、こういう判断をされたようでございます。したがって私どもの方に報告がなかった、こういうことでございます。
○政府参考人(岩崎貞二君) 先生御指摘のとおり、千歳の管制指示違反の事案ほか連続して安全上に絡むトラブルがJALグループについて続発をしております。私ども、事業改善命令というのを三月の十七日に出しましたけれども、それ以降もこうしたトラブルが続いているというのは非常に問題だと、このように認識をしております。
○政府参考人(岩崎貞二君) 管制指示違反は航空法に違反をしておりますので、乗務員、パイロットに対して処分をすることができます。今その処分についても手続を進めているところでございます。
○佐藤雄平君 この間の質疑の中で、その新千歳空港でのいわゆる事故でありますけれども、その大臣の答弁で、これは明確な管制指示違反というふうな答弁をいただいておりますけれども、この管制指示違反というのは何か、ペナルティーか何かあるんですか。
厳しくというのは二点ございまして、二つございまして、一つは、これは明確な管制指示違反でございます。こんなことがあってはならないことでございまして、こうした管制指示に違反、管制指示が出されていないにもかかわらず離陸をするなんということがあったわけでございまして、これ自体重大な違反でございます。
また、現場の管制機関に対しましても管制指示違反の事実が発生した場合には、状況を十分調査の上操縦者に対し口頭または文書で厳重に注意をするよう、これは昭和五十九年十二月二十八日付をもって指示を行ったところでございます。
先ほどニアミスのことを申しましたけれども、那覇空港の管制官のアンケートによると、その四分の三が軍用機の管制指示違反などによるアメリカの軍用機が絡んでおるんです。 それでも、私は運輸省に聞きたいのです。外務省はさっきから何や言うとりました。しかし、日本の国民の、県民の命と安全を守る運輸省としてはこの沖縄の空の状態、このオレンジのこういうところをあなた方これで了解を取りつけた。国民に責任持てますか。
それは日本航空株式会社といたしましても社内で調査した結果、管制指示違反の疑いがある、こういうことを認めて十三日に回答をしてきた、それで一応発表した、こういうことでございます。したがいまして意識的にそういう事実が判明したものを、ニアミスの事実があったものを発表を怠った、こういうことではございません。
で、とにかくそのような状況で両機がクロスいたしましたので、東京ターミナルレーダー管制所は日航の五二四便が管制指示違反の疑いがあるということで調査を行なったものでございます。 現在までに判明したところによりますと、日航五二四便のフライトレコーダーの記録は八千フィートから四千フィートまでの間、連続的に毎分二千フィートずつ降下したことを示しておるわけでございます。