1952-05-16 第13回国会 衆議院 文部委員会 第23号
だから、岡野国務大臣の答辯そのものを、あの方の真意であるというような気持で私たちは聞かずにおつたわけでありますが、これはあくまでも地方行政の一環の事務として執行に当つておりますのが地方団体である、こう私は考えます。しかしながら財政的の措置としての最終的の補償責任者はだれかといえば、いわゆる中央政府である。こういう気持で、国庫でやるという気持で、私たちは進んで行こうと考えるのであります。
だから、岡野国務大臣の答辯そのものを、あの方の真意であるというような気持で私たちは聞かずにおつたわけでありますが、これはあくまでも地方行政の一環の事務として執行に当つておりますのが地方団体である、こう私は考えます。しかしながら財政的の措置としての最終的の補償責任者はだれかといえば、いわゆる中央政府である。こういう気持で、国庫でやるという気持で、私たちは進んで行こうと考えるのであります。
大臣もしばしばイデオロギーで炭鑛管理をするのではないのだということを言われておるのでありますが、今の御答辯、そのものを私ども靜かに分析いたしますと、やはり政府は何らかの手をもつて、言いかえれば、法令に根據をおいて、民間の企業に臨まなかつたならば、所期の成果はあがらないのだ。
もし強いてやるというならば、縣の答辯そのものに疑いをもつてやる、縣に不正があるということの前提でなかつたらできないことであつたから、これをやらなかつたのだ。但しあなたの方からそう言われれば答えるが、それに對して縣から私の方の保管物資だと言われるから、リストに載つておるかというと載つておると言つた。しからばそのリストを出してくれと要求したが、遂に出て來なかつた。