1970-04-23 第63回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
○佐藤内閣総理大臣 これはもちろん日本国民、ことに政府の最筒責任者として、憲法を尊重しますということは、これは当然のことです。 そこで私は、やはり和田君にも、いまちょうど見本のいい例が万博だと思います。万博は、これはもう世界各国から集まってくる。ここには人種問題あり、南北問題あり、それが如実に出ている。経済的な差等もはっきり出てきておる。
○佐藤内閣総理大臣 これはもちろん日本国民、ことに政府の最筒責任者として、憲法を尊重しますということは、これは当然のことです。 そこで私は、やはり和田君にも、いまちょうど見本のいい例が万博だと思います。万博は、これはもう世界各国から集まってくる。ここには人種問題あり、南北問題あり、それが如実に出ている。経済的な差等もはっきり出てきておる。
また、そういうものは、事務系統の最筒責任者として、だれよりも小野次官が掌握すべき筋合いのものだ。そういう理由をつけるならば、平素における事務次官の掌握が悪い、はなはだもって不統制だ、そういう非難、攻撃をされても、やむを得まい。どうだ、その点は。
会社経営の最筒責任者としては、議決権のない株であるが、その投下されておる大資本に対するみずからの責任を感ずるということであって、それ自身から受ける圧力ということではなくして、みずから心のうちにわき起る責任観だという表現の方が、この際は当てはまるのではないか。あなたのほんとうの心理状態はそれではないでしょうか。私はそうあるべきものだと思う。どうでしょう、私の感覚が違いましようか。