1988-04-21 第112回国会 参議院 文教委員会 第6号
○政府委員(加戸守行君) ただいま申し上げました金額の主な内容でございますが、筑波研究学園都市につきましては筑波短大、創設いたしましたこの短大の校舎棟あるいは基幹設備を整備する予定でございます。それから、高エネルギー研究所につきましては研究本館棟、実験棟の整備を行う予定でございます。それから、広島大学につきましては教育学部及び理学部の校舎あるいは基幹環境整備を行う予定でございます。
○政府委員(加戸守行君) ただいま申し上げました金額の主な内容でございますが、筑波研究学園都市につきましては筑波短大、創設いたしましたこの短大の校舎棟あるいは基幹設備を整備する予定でございます。それから、高エネルギー研究所につきましては研究本館棟、実験棟の整備を行う予定でございます。それから、広島大学につきましては教育学部及び理学部の校舎あるいは基幹環境整備を行う予定でございます。
○下村泰君 今、筑波短大のお話が出ました。とにかく創設することになったわけですね。ただ、この短大設置について、身障者の隔離策じゃないかというような意見もございましたし、それから、一般大学からの締め出しが強まるのではなかろうか、こういう意見も出ました。こういった反対論もありました。
なお、この筑波短大の創設とも絡みまして、一般大学への受け入れが締め出されるのではないかというような御心配等もいろいろございましたので、この筑波短大の創設との関係も含めて、一般の大学に対しましては従来以上に障害者に対する入学についての配慮というのは指導してまいりたいと思いますので、全体の量としてはそういう形での対応をいたしたい、かように思っております。
さきの筑波短大の創設の際にも、一般大学への受け入れ促進を附帯決議でうたっております。先ほどの研究会では、高校入試、いわゆる職業高校ですか、について検討しているようですけれども、大学入試についてもこれから検討していただかなければならないという時期に来ているのではないかと思うんですが、これをお答え願います。
そうすると、そういうところで取れるのに、何でこの筑波短大の方ではそういうことができないのかという疑問を持ちますわね。先ほど検討するとおっしゃっていましたけれども、私は検討とか善処という意味がよくわからないんですよ。つくるのかつくらぬのか、はっきりおっしゃってください。
○逢沢委員 筑波短大について最後にお伺いをいたしたいと思うのですが、基本的な意図、考え方というのは非常にすばらしいと思うわけでありますけれども、そういうハンディキャップをお持ちの方の専門の学校ということになりますと、結果として、そういった障害をお持ちの方をある意味で隔離をしてしまうといったようなことに結びつく危険性が若干なりともあるように私どもは思うわけであります。
しかし、これは筑波短大の設立をめぐりましてもいろいろと議論がございまして、一般の普通の学校で一緒に勉強する方がいいんだという説もございますし、また、障害者は障害者だけの特殊な訓練を受ける方がいいんだという議論もございますし、いろいろございまして、これはまだ定説として定まらない。
○前島英三郎君 筑波短大につきましては後日また質問をすることにしたいと思います。時間がありません。 公共図書館における視覚障害者に対する配慮について文部省はどのような施策を講じているか、お答えいただきたいと思います。
○前島英三郎君 いまいわゆる大学教育の中で分断されるような筑波短大の構想が出ておりますが、かねてから大臣は非常に統合教育を推進しておられるので、一言その辺を踏まえて。