2021-04-02 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
このため、平成三十年七月豪雨と同規模の降雨による床上浸水被害の軽減を目指し、本川、支川の河川管理者と下水道管理者である地元自治体が計画段階から連携して効果的な対策を実施することができるよう、令和二年三月、総合内水対策計画を策定し、筑後川本川を管理する国がポンプ施設を増強し、金丸・池町川、下弓削川を管理する福岡県が各支川を改修し、地元久留米市が支川周辺の下水道を整備するなど、それぞれ適切な役割分担の下
このため、平成三十年七月豪雨と同規模の降雨による床上浸水被害の軽減を目指し、本川、支川の河川管理者と下水道管理者である地元自治体が計画段階から連携して効果的な対策を実施することができるよう、令和二年三月、総合内水対策計画を策定し、筑後川本川を管理する国がポンプ施設を増強し、金丸・池町川、下弓削川を管理する福岡県が各支川を改修し、地元久留米市が支川周辺の下水道を整備するなど、それぞれ適切な役割分担の下
いずれにいたしましても、昨年のような大出水量に対処するためには、筑後川本川としては、改訂計画に基く洪水調節堰堤並びに遊水池の実現に対して万全の施策と地元民の協力とを必要とするのでありますが、一方下流の各支川がそれほどの大出水量でない場合も、往々にして逆流による洪水を招き、且つ内水排除の困難なために被害を大きくする傾向があることに鑑みまして、これらの問題を十分技術的に検討し、解決への努力が払われて然るべきと
特に筑後川下流部平野の広汎な区域に亘りまして筑後川本川水位が低下しないために、今なお湛水して、その減水は極めて遅々たる状態であります。又、特に惨状の甚だしいのは、熊本市内子飼橋左岸地帯で、二十六日夕方、一瞬にして百数十世帯を流失し、数十名の死者を出したことでありました。