1995-03-28 第132回国会 参議院 厚生委員会 第7号
私は大腿四頭筋短縮症の悲劇を思い出したわけですが、かつて子供が熱を出すと太ももにぼんぼん注射をするという、当時の医療としてこれが当たり前だったわけなんですけれども、その結果、短縮症が出てきた。それで、もちろんこれは抗生物質だけじゃないんですが、当時はクロマイそれから解熱剤の注射ですね。
私は大腿四頭筋短縮症の悲劇を思い出したわけですが、かつて子供が熱を出すと太ももにぼんぼん注射をするという、当時の医療としてこれが当たり前だったわけなんですけれども、その結果、短縮症が出てきた。それで、もちろんこれは抗生物質だけじゃないんですが、当時はクロマイそれから解熱剤の注射ですね。
やっぱりあれじゃないでしょうかね、私たち国民が求める、例えば水俣病あるいは、スモンはほぼ解決をいたしましたが、筋短縮事件、こういうような事件も、少し損害金を仮に払いなさいという仮処分なんていただけないのが現状ですね。それで水俣病の諸君でも筋短縮の諸君でも、いわば薬害の被害者でございますが、本当に生活に困りながら裁判を続けているわけですよ。
薬害の歴史は、サリドマイドが一九六一年、昭和三十六年に始まり、その後、主なものを挙げても、スモン、コラルジル、クロロキン、予防接種、筋短縮症など、そしてHIV感染と、後を絶ない状況にあります。 医薬品を扱う企業においては、患者の安全性に対し最大限に配慮するという基本的資質や社会的責任が欠如しているのではないかとの疑問を抱いています。
厚生省関係では、同和関係住民及び母子、寡婦、父子への福祉対策、融資条件の改善等社会福祉施設の整備拡充と防災対策、スポーツ競技大会への助成、通所授産施設の措置費の改善等障害者対策、血友病患者への感染及び救済等エイズ対策、筋短縮症被害の救済措置、医療経営の健全化、高齢化社会に向けての長寿科学の研究、はり、きゅう、マッサージの医療保険上の取り扱い、生活保護と重症心身障害者対策、歯科の診療報酬の改定見通しと
具体的には、これまでも筋短縮症の診断基準をつくることとか、さらにそれを普及させること、あるいは患者に対する育成医療の適用など、行政としてとり得る施策は逐次講じてきておるところでございますけれども、今後とも今おっしゃいましたように、こういう悲惨な事例が再び起きないように諸般の行政施策を講じなくてはいけないと考えておりますし、似たような患者さんの発生の防止でございますとか、さらには使用される医薬品の安全対策等
公共職業安定所におきましては、筋短縮症の方々についても、綿密な職業相談あるいは障害の状況また本人の適性、能力といったものを十分に把握いたしまして、その適切な職業紹介に努めているところでございます。
○上田(利)分科員 私は、注射による大腿四頭筋短縮症、医学名は拘縮症と言われておりますが、以下短縮症ということで申し上げていきたいと存じます。 既に厚生省も御承知のとおり、昭和四十八年、ちょうど今から十五年前でございますけれども、山梨県で薬剤の害と注射の乱用によりまして、筋短縮症で四百名にも及ぶ被害児が集団発生をいたしました。
また、大腿四頭筋短縮症ですね、これは幼児に対する過剰注射が原因であるというふうにされています。また、スモンやサリドマイドの薬害ですね、これらすべてを見ますと、何か十割給付だから以上のようなことが起こったのかということになると、そうではないと思うのであります。 でありますから、十割給付ゆえに薬害とか医療被害が大量に発生をした、こういう証拠があるならばひとつお示しを願いたいと思います。
○鈴木(強)分科員 私は、一つは中国残留孤児の肉親捜しの問題、二つはがんの撲滅対策、三つ目に筋短縮症児の育成医療の問題、この三つについてお伺いをいたします。 第一の肉親捜しの問題につきましては、朝来多くの質疑があったようでございますから、重複を避けたいと思いまして要点だけをお伺いいたします。
○鈴木(強)分科員 あと二、三分ですかになりましたから、残念ですけれどもこれで終わらせていただいて、最後に筋短縮症児の育成医療費についてお伺いしたいのです。 これは時間がありませんから、皆さんよくわかっておりますから簡単に言いますが、十八歳まではこれが適用されるけれども、十九歳になると適用除外になる。この前、園田厚生大臣のときに、私は患者の皆さんと一緒に陳情に行ったのですよ。
○鈴木(強)分科員 時間が余りないものですから次に移らざるを得ないのですが、ひとつ筋短縮症の問題で伺っておきたいのです。 この件につきましてはいま患者を持つ親の会の方々が国と製薬会社と医師会を相手取って訴訟を起こしておりますので、係争中ですから、そのことについてはきょうは私は触れません。ただ、そうは言っても、現実に患者を持つ親たちにとってみるとかなり出費もかかりますし、大変なんですよ。
○国務大臣(野呂恭一君) 文部大臣あてに、注射による筋短縮症から子供を守る全国協議会にいろいろ申し入れ書も出ておるようでございます。これは見せていただきまして私も感じますのは、先ほど文部省自体も大学の自治の問題である、こういうことで、したがって直接介入はできない。
私も介添え役として文部省に、だれだれという名前は挙げませんでしたけれども、新しく医科大学が設置されるに当たって、特に山梨県の場合には筋短縮症にしろあるいは地方病という特別なものが多いわけです。そういうことを考えてみると、地域医療に大いに貢献をしてもらわなきゃ困る。
○穐山篤君 通称筋短縮と言われております拘縮症者の患者数ですね、これはごく一番新しい数字でどんな状況になっておりますか。
厚生省の方で先ほど数字を御発表になったわけでございますが、私の方といたしましては、学校検診に際して筋短縮、拘縮症についてできるだけ発見に努めて、それから疑わしいものについては保健所の療育指導を受けるように学校に指導いたしております。 ちなみに、山梨県の場合で申し上げますと、山梨県では、たとえば鰍沢小学校あるいは増穂小学校というあたりが非常に多かったわけでございます。
これ以外に、薬害というふうに分類することが正しいかどうかは別としまして、規模の大きな事件としましては、いわゆる大腿四頭筋短縮症とか拘縮症とか言っておりますが、この事件が各地で提訴をされているというようなところでございます。
また、医療行政不信は、大腿四頭筋短縮症問題についても言えます。現在、四頭筋短縮症の患者が厚生省調べで八千八百人、三角筋、臀筋短縮症を含めると約一万人の筋短縮症の患者があります。親の会自主検診グループに言わせると、三万人を超えると言われます。
また、私はここではっきりしておきたいんですが、小児科学会が五十一年の五月十六日に、国民についてこの四頭筋短縮症が注射の結果出てきた、私たちに言わすなら医原病――医原病とは彼らは言っていませんが、その意味では謝罪の声明を明らかにした。そしてしかも、因果関係を明らかにして「注射に関する提言」というのを二回にわたって提起しておられますね、五十一年の二月十九日と七月の一日に。
○案納勝君 それじゃ十二月以来、何もこれらの四頭筋短縮症について具体的な緊急な措置はとらなかった、とっていないということなんじゃないですか。
○案納勝君 それじゃ、午前に引き続いて四頭筋短縮症について質問させてもらいます。 先ほど問題になりました、今日の現在で四頭筋短縮症及び三角筋及び臀筋拘縮症等、新しく発見をされている事実はどの程度把握をされているか、お答えいただきたい。
社会福祉実現に関する請願(第六一一号 外六八件) ○被爆者援護法制定に関する請願(第八六四号外 五件) ○被爆者援護法の制定等に関する請願(第八七五 号外八件) ○医療保険の大改悪反対等に関する請願(第八八 四号外二三件) ○全国一律最低賃金制確立、雇用・失業保障制度 等の抜本改善に関する請願(第九八九号外三四 五件) ○療術単独立法阻止に関する請願(第一一三六号 外一件) ○大腿四頭筋短縮症
ところが、大腿四頭筋短縮症等が問題になり出してから今度はよくはやり出したわけです。やはりあのお医者さんが正しいんやということになって、だんだんとはやり出した。ところが、このお医者さんは、注射はしない、薬はやらぬですから、もちろん収入は少ないわけです。
私たちの周りには、斉藤病院のにせ医師に殺された人々を初め、スモン、未熟児網膜症、大腿四頭筋短縮症などの被害者が多く、このほかに、実にさまざまな形の犠牲者、被害者が埋もれたところに存在しているのでございます。医師と患者の信頼関係が必要なことは、利用者である私たちがだれよりも一番よく知っています。信頼できる医師、医療機関がめったにないということが、即、私たちの切実な生活不安だからです。
大腿四頭筋短縮症、コフルジル、抗生物質、裁判中のものが幾らでもある。薬害列島日本、難病列島日本、こう言っている。こういうことは行政や科学を通じて名誉なことではないですよ。
そういうコントロールができないようなところで薬をどんどん使っていって、総医療費の四〇%前後も薬や注射代というので、大腿四頭筋短縮症まで起こすような、赤ちゃんのおしりやももまで注射をぶすぶす打つ、こういうことが、一体医学や薬学の進歩した国がやることかということだね。そういう認識がなしに日本の医療をこれから立て直すことはできないと私は思っている。
それで、実は私が昭和四十八年、四十九年、参議院におりました当時、当時の厚生大臣とこの問題について質疑を交わしておるのでございますが、そのとき齋藤厚生大臣は、議事録をお読みになっていただけばおわかりのように、大腿四頭筋短縮症に対する厚生省側の対策が非常におくれておったということを率直に認めました。そしてその反省の上に立って、三つのことを約束をしているのであります。
○鈴木(強)委員 私は、大腿四頭筋短縮症の問題に限りまして、厚生大臣にお伺いをいたしたいと存じます。 乳幼児がかぜを引いたときなどに受けますももへの注射のやり過ぎが原因で、正座をすることができなくなったり、歩くことが困難になったりするいわゆる大腿四頭筋短縮症という病気が山梨県の鰍沢町、増穂町を中心に大量に発生しております。
大腿四頭筋短縮症に関する問題につきましても、治療、診断等に関する研究を行うとともに、患者の把握、それから育成医療を行っております。今後ともそれらをどんどん推進をしてまいりたい、かように考えております。 それから、カネミ油症の患者の救済の問題についても、原因者である企業が医療費等の負担を現在しておるわけです。
賃金と就職仕度金の増額に関する請願 第一四 日雇健康保険への任意継続制導入に関 する請願 第一五 国民健康保険組合に対する国民健康保 険法一部改正による療養給付費補助金の定率 引上げ等に関する請願(五十四件) 第一六 成人病予防の法制化に関する請願(二 件) 第一七 難病対策の促進に関する請願 第一八 国民健康保険の抜本的改善に関する請 願(五件) 第一九 大腿四頭筋短縮症