1949-04-21 第5回国会 衆議院 内閣委員会地方行政委員会連合審査会 第1号
むしろ個人に第一義的價値を認めております。その思想が今日すべての改正法の基礎をなすものではないかと私どもは愚考するものでありますが、この地方の場合でも、もとより國家目的を害するような自治はあり得ないのでありますが、この自主性は主として地方公共團体の特殊性に限られて、嚴固として認められるものと考えるものであります。
むしろ個人に第一義的價値を認めております。その思想が今日すべての改正法の基礎をなすものではないかと私どもは愚考するものでありますが、この地方の場合でも、もとより國家目的を害するような自治はあり得ないのでありますが、この自主性は主として地方公共團体の特殊性に限られて、嚴固として認められるものと考えるものであります。
公共團体の自主性に第一義的價値を認めるのか。そのいずれに第一義的價値を置くかというの点をはつきりいたして、さらにそのいずれに重きを置くかということの問題がすべてに影響して行くと思いますので、この点を明確に承りたいと思います。