1987-10-26 第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
これでは検察の使命感が薄れ、事なかれ主義に陥っているのではないかという問いに六割の第一線検事が肯定的に答えたというが、全くそうだと思う。第一線は眠れる獅子になっておるのではないかと心配されると、こういう記事があったんですが、これをどういうふうに受けとめますか。
これでは検察の使命感が薄れ、事なかれ主義に陥っているのではないかという問いに六割の第一線検事が肯定的に答えたというが、全くそうだと思う。第一線は眠れる獅子になっておるのではないかと心配されると、こういう記事があったんですが、これをどういうふうに受けとめますか。
前田刑事局長は、私は残念ながらあなたの経歴を知りません、知りませんが、あなたは一体法務省の中の行政官としてずっと今日まで二十年なり二十五年なりの生活をおやりになってきたのか、あるいは第一線検事として、第一線でものを取り調べる苦労をずっと重ねてこられた方なのか私はわからぬ、わからぬが、あなたが本当に行政畑で飯を食ってきた経歴よりも、第一線において本当に生々しい事件を扱って血みどろになって問題の処理を重
○伊藤(榮)政府委員 第一線検事がどういう感想を持ったか、まだ報告を受けておりません。
○橋本敦君 で、先週のこの委員会で私は法務大臣に、アメリカの嘱託尋問が大変大きな壁と困難にぶつかっているようだから、法務大臣、あなたはすぐアメリカへ飛んででも、レビ司法長官と会ってでも、第一線検事に任すだけじゃなくて、責任を持ってコーチャン証言を、これをやり切れるようにやったらどうかと私は言ったんですが、そのとき大臣は、私の感触ではうまくいくような楽観的な感触を持っていると、だから事態の推移を見て考
それからさらに言えば、ひとしく常識の上に立たなければいけない一線の検事、あなたの指揮下にある高検、地検の第一線検事、これは両方の解釈が成り立ち得ると思うのです。その場合に、第一線の検事に対して——法律にはっきり定義を与える、これ以外に彼らを適正、公平な法の適用におもむかしめる、第一線の検事を、そういう方法はないのじゃないかと思うのです。恣意的な解釈も出てくる余地が私はあると思うのですね。
ことに私は、第一線検事に与えている影響、ショックというものをこれは直接耳にするのですよ。皆さんは軽う考えておられるようですがね。これはあなた、自分たちが一生懸命捜査をやっていた、まあ四月の月なんというものは非常に何でしょう、検事として一番苦労している時期じゃないですか。ところが、あとから聞いたら、与党のえらい人とうちのおやじが芸者あげて一緒に飲んでおった。これだけ聞いたって大きなショックですよ。
一、以上縷述の通り窮地に陥った私は、已むに已まれぬ気持から私自身を自から救う手段として、また上司の命を受けた第一線検事が安心して仕事が出来得る為に辞表を提出しその範囲に於て事実を発表した次第であります。 昭和三十一年五月三日 右 森島 忠三 森島検事よりの上申書は以上のごとくでございます。