1965-04-01 第48回国会 衆議院 決算委員会 第19号
福井県の開化亭という料理屋で実はいまの笠羽議員と福田委員の間に、非常に大きな議論、取っ組み合いにまではいかぬけれども、大きな議論があって、こういう話があったんだということを、私は三、四人の、それもそこらにおる浮浪者やあるいはつまらない人から聞いておるのじゃありません。そこで、私はこういうものがあったんだということがはっきりしたから、実はこの投書というものを読んだ。
福井県の開化亭という料理屋で実はいまの笠羽議員と福田委員の間に、非常に大きな議論、取っ組み合いにまではいかぬけれども、大きな議論があって、こういう話があったんだということを、私は三、四人の、それもそこらにおる浮浪者やあるいはつまらない人から聞いておるのじゃありません。そこで、私はこういうものがあったんだということがはっきりしたから、実はこの投書というものを読んだ。
私はそういうような事実は、笠羽県会議員に対しまして――会ったことは事実でございます。二月三日に確かにお会いしました。
その投書を読み上げてみたところが、証人に出た和泉村の杉本という村長、それから福井県の県会議員で電気特別委員長をしている笠羽という人が来まして、そういう事実はなかった、この投書の人物もおらない、こういうことで、こちらも投書の事実をやっただけですが、そして私も投書なんというものはいいかげんなものだと思って、事務所へ帰りますと、私は面会をしたいという者がある。それはやはり笠羽の子分関係のある人なんだ。
○田中(彰)委員 刑事課長にお尋ねしたいのですが、お尋ねというより、よく聞いていただいて、できたら取り調べていただきたいのですが、この間の尾崎一郎君の投書について、決算委員会で言ったところが、こういう人もない、それから杉本参考人、笠羽参考人も、そういう事実がないということを、あなたもお聞きの前で言ったのです。ところがその後私の事務所へ実はこういう人が尋ねてきたのです。川田岩雄君というのです。
○笠羽参考人 全然聞いてはおりません。
○笠羽参考人 私は知りません。
○笠羽参考人 いや一番最後の……。
「去る本年二月三日福井県の県庁において、前通産大臣福田一氏と福井県電力特別委員長笠羽氏とが会見して、福田氏は「水利権の許可」について笠羽氏の協力を願い出た。しかし笠羽氏は、地元和泉村の補償問題について、県当局並びに電源開発が地元和泉村に対して、何ら解決していないため、簡単に水利権は許可にならないだろう。
○田中(彰)委員 この投書は、私もいままでずいぶん投書を受けておるけれども、自分の名前を書いて、それから証人に呼び出してくれと書いてあるのですから、今後の委員会に福井県の県会議員笠羽電力特別委員長、それから杉本和泉村村長、これを証人に召喚してもらいたい。