1962-02-01 第40回国会 参議院 法務委員会 第4号
それからもう一つは、部属の予約の関係も調べましたが、この部屋は九算交の竹林常務から予約されておるわけなんです、事前に。そうして今申し上げたように、この十四名全部が一緒に行ったわけではありませんが、到着時間は多少違っておる人もありますが、少なくとも野田検事正だけが一人ぶらっと行ったんではないんでして、ほかの重役の方と一緒に到着しておるわけです。
それからもう一つは、部属の予約の関係も調べましたが、この部屋は九算交の竹林常務から予約されておるわけなんです、事前に。そうして今申し上げたように、この十四名全部が一緒に行ったわけではありませんが、到着時間は多少違っておる人もありますが、少なくとも野田検事正だけが一人ぶらっと行ったんではないんでして、ほかの重役の方と一緒に到着しておるわけです。
○坪野委員 今刑事局長が申された通り、野田検事正と竹林常務とは以前からの知り合い——ゴルフを通じてかどうか知りませんが、相当な間柄であったということは明らかのようであります。
○坪野委員 野田検事正はこの竹林常務とは以前からのゴルフ仲間ということで、以前から知り合っておったということなんでしょうか。それともここで初めて顔を合わせて知り合ったという間柄ですか、その点一つ伺いたい。
○坪野委員 出時の客室日報の中に、竹林常務が申し入れたというような書類が、私の方に写真で来ておるわけですけれども、竹林常務の方から表向きの招待は——今言ったようにほかの関係者かもしれませんが、やはり実質的に九州産交の竹林常務の方から話しかけがあってそれに参加されたというような節が、この日報から見ると見られるのですけれども、そういう事実は全然ないということですか。
それからついでに、あんたの知らぬことも皆聞いておきますが、本年の七月八日ですね、岐阜に転勤される前ですが、野田検事正か本件の被告人の竹林常務、こういう人たちと一緒に阿蘇観光ホテルでゴルフをやって、そして夜はそこで会食をしておる、こういう事実があるわけなんです。ともかく、ああいう地方の都市においてこういう告発事件のあるときに、一体検事正としてそういうことをしていいものかどうか。
と申しますのは今も御指摘になりましたように、産交の竹林常務に呼ばれて行ったのなら、これは明瞭にまずいことをやったものだということがわかりますが、三井鉱山の招待で行ったようだと、こういうお話であります。してみますと、検事正としては平素おそらく私の上でおつき合いをしておった方かとも思いますが、その席へたまたま三井鉱山のやはり招待で、産交の竹林常務が行っておったのかもしれぬと思います。