1978-06-13 第84回国会 参議院 商工委員会 第22号
そもそも竹島自体は、現行国際法上の大陸だなを持っておらないということ、それから北部境界画定の対象となっている大陸だなとはつながっていないというので、境界画定に当たって基点とはしなかった次第である」、こういうふうに鳩山当時外務大臣が説明した経緯がございます。政府といたしましては現在もこのように考えております。
そもそも竹島自体は、現行国際法上の大陸だなを持っておらないということ、それから北部境界画定の対象となっている大陸だなとはつながっていないというので、境界画定に当たって基点とはしなかった次第である」、こういうふうに鳩山当時外務大臣が説明した経緯がございます。政府といたしましては現在もこのように考えております。
ただいまも外務省の方からお話のございましたように、竹島自体が非常に小さな島でございますし、それから断崖状をなしております。
そもそも竹島自体は、現行国際法上の大陸だなを持っておらないということ、それから北部境界画定の対象となっている大陸だなとはつながっていないというので、境界画定に当たって基点とはしなかった次第であるので、わが国の主張がこのために損なわれるというようなことはないというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(鳩山威一郎君) 従来の経過は御承知のとおりと思いますけれども、韓国との国交回復に際しましても、先方は大変きつい態度をとっておったことは御承知のとおりで、当時から竹島自体は韓国領土であるということを一歩も譲らなかったわけでございまして、わが方といたしましては、これはわが方の領土であるということで、以来紛争の対象となっているわけでございますので、先方としては厳しい態度をとるということは当然予想
○中島政府委員 御承知のように竹島自体に対しましては、わが国としては、これはわが国の固有の領土であるという領有権の主張を持っておるわけでございます。ただ、しかしながら現実の問題といたしまして、竹島が韓国によって占拠せられておる、その限りでわが国の施政が及んでいないという現実が続いておりまして、これが両国間の紛争になってきておるわけでございます。そういう事態がずっと続いておるわけでございます。
竹島も、御承知のように、竹島自体は余り経済価値はございません。ですから、いまそのことだけで大きな問題になっておりませんけれども、この周りに二百海里がくっつくわけでございまして、たとえば山陰地方の漁業というものはその帰趨のいかんによって大変な変化を受けるわけでございます。そうなりますと、この領土問題というものが非常にクローズアップされて影響を持ってくる。これは日本に限りません。
勿論竹島自体は居住に適するような所ではないかも知れない。併しながら無理にもそこに人を据えて、そして頑張つて行く。こつちが提訴提訴と言つている間にどんどん既成事実を作つてしまうということになれば、非常に又紛争が大きくなることにもなるのですね。その向うが既成事実を積重ねて行くに対するこつち側の処置というものはどういうふうにお考えになつておりますか。
○岡崎国務大臣 これは考えようによる問題でありまして、私も日本の領土に対する不当な侵害であるとは考えておりますけれども、竹島自体が人の住み得ない岩でありまして、従つて日本の国民の生命なり財産なりに危害を及ぼすという種類のものには直接にはならないわけであります。それから韓国側も文勢いろいろ引用しまして、これは昔から韓国側の領土であるという主張をいたしております。
只今お尋ねの竹島の問題でございますが、竹島自体そのものは大きな島ではございませんけれども、この島は明らかに日本の領土として古くから自他ともに認めておつた領土であるのであります。