1953-08-04 第16回国会 衆議院 水産委員会 第23号
それから竹島問題につきましては、もちろん外務省としてなり政府としてなり、まだやれることがあるんだけれども、これくらいにしておこうというような措置はとつていないのであります。考えられる最善の措置をとつておるのは当然でありますが、人間のことだから、自分はいいと思つても、もつといい措置があるかもしれない、従つてそういうことがあれば喜んでお伺いする、こういう意味であります。
それから竹島問題につきましては、もちろん外務省としてなり政府としてなり、まだやれることがあるんだけれども、これくらいにしておこうというような措置はとつていないのであります。考えられる最善の措置をとつておるのは当然でありますが、人間のことだから、自分はいいと思つても、もつといい措置があるかもしれない、従つてそういうことがあれば喜んでお伺いする、こういう意味であります。
○小高委員 何ら心配はないというのでありまするが、現在心配があつてこの竹島問題が起きておるのであります。ここいらの点をもう少し明確にしておきませんと、軍隊でもないもの、兵器、弾薬等の準備も貧弱である、この姿によつてはとうてい国の防衛はできない。ここまで来ておるのでありまして、この竹島問題もこれが解決しませんうちは、相当今後国民のこれを中心としての動揺は免れないと思うのであります。
そこで皆さん方にお諮りいたしますが、本日は外務大臣に竹島問題ということで御出席を願つた次第でございますが、たくさんまだ質問が残つておるようでございますから、質問の要旨を一応委員長のところでまとめまして、日を改めて、ある程度徹底するまで質疑を繰返したらどうかと思いますが、いかがですか。
○小高委員 二、三日前の当委員会において委員長に要望いたしておきましたが、竹島問題が意外に進展しつつあるやに聞き及んでおりまして、現地から非常に憂慮にたえないという報告がひんぴんと来るのでございますが、これについて岡崎外務大臣及び木村保安庁長官を当委員会に呼んで、これは国家の重大問題でありますので、外務省のある首脳部等も、このままにしておくならば韓国にすらかくのごとき目にあつて、一体将来日本はどうするのだという
○小高委員 まだ研究してないということでありまするが、日時もどんどん過ぎ去つておりますので、こういう点で非常に国民は政府に対する信頼感を失いつつあるのでありまして、この点につきましては、すみやかに解決の方法について努力を願いたいことと、それからいま一つは竹島問題でありまするが、これは本日あえて質問いたしません。
○小高委員 方法がないと言いますが、昨日私の質問に対して、外務省の条約局長の答弁によりますと、かかる国際的紛争に対しては国際裁判に提訴する道が与えられておるということを聞いておりますが、竹島問題のようなはつきりした事件に対しては、これは国際裁判の裁定をまつまでもないのでありまして、その点はそうめんどうに考えなくてもいいのではないかということを追究しておいたのであります。
○赤路委員 これ以上御質問申し上げましても、おそらく同じことが繰返されると思いますので、私は御質問はこれ以上進めませんが、先般小高委員からも、竹島問題について外務省の見解を聞いたのでありますが、竹島問題といい、あるいは本件の問題といい、これは外交のあり方に対して意見が相違しておりますので、これ以上追究いたしましても、おそらく同じだと思います。
ただ日本として慎まなければならないことは、この領土権の紛争、領土権問題という国際問題を解決するために武力を行使するということは、憲法第九条で、国際紛争の解決のために武力を行使しないということを規定しておりますので、警察権の取締り、すなわち不法入国者取締りという面で強制的措置に出ることは許されるものでありますが、竹島問題全体の国際紛争を解決するために武力を用いるということは、これは憲法が禁じておることでございます
次いで私は竹島問題について一言したいと思います。政府においては交渉あるいは第三国の調停によつて、平和裡にこれを解決しようとお考えのようでありますが、これは非常なけつこうなことであります。しかしながら大邦丸の事件の際にも、私は、ただ単に口先や手続だけで解決しようと思つても、相手が相手だからとうていだめであると申しておきましたが、竹島問題のごときはなおさら私は見込みがないと思う。
次に竹島問題についてお尋ねいたしたいと思います。去る五月二十八日、島根県の竹島において、韓国の漁船十隻、漁民三十名が上陸して、貝類及び海藻類を採取したということは、最近におきましては、あまりにも有名な問題になつて参りました。当時同県の水産試験船島根丸がこれを確認するとともに、いち早く水産庁に報告いたしておるのでありまするが、政府は一箇月もこれに対して何らの措置をとらなかつたような気が私はしておる。
○千田正君 竹島問題は、日本の領土の問題でもあり、殊に漁業、それから航運に関係しまして、非常に日本といたしましては、重大な問題だと思うのです。できるならば、我々も緊急質問をやりたいのでありますが、松浦君がこの度やるということでありますので、私は賛成の意を表します。
私は数項目にわたつて、日本の公海漁の発展と主権確保に関する緊急質問に対して想を整えておるのでありますが、きようは時間の都合上、ことに外務大臣及び外務当局が出ておりませんので、水産庁に向つてこれを質問するのにどうかと思いますが、ただ一点急を要する問題、竹島問題のみお尋ねいたしたいと思いまして、あとは外務大臣出席の際にいたそうと思つております。
○中山福藏君 それも大邦丸事件といい、或いは今度の竹島問題といい、これを共に日韓会談のときに持込まれるつもりでありますか、或いは日韓会談と別個にこれを処理するという意向があるのですか。向うのほうからいろいろなことを言つて来なければこれに対応する手を打たんというようにも聞こえるのですが、その点はどうでしようか。
○伊達源一郎君 平和条約締結のときに西村条約局長から、竹島問題は、はつきり日本の領土ということにきまつておるから心配はないのだと言われた。その根拠は今政務次官の説明せられたような程度ですか、法律的に、条約的にはつきりしたことがあるのかどうか伺いたい。
この竹島問題で、韓国がああいう勝手な声明をしたのに対して、外務省はどういう措置をとつておられるか、外務大臣に伺いたいと思います。