1956-06-02 第24回国会 衆議院 文教委員会 第45号
○竹尾政府委員 お答えいたします。ただいま小松委員のおっしゃられた御趣旨に私どもは全く同感でございまして、両建で進みたい、こういう考えを持っております。ろう学校、盲学校と同じような格に上げるように将来努力をしていきたい、こういう考えを持っておるのでございます。
○竹尾政府委員 お答えいたします。ただいま小松委員のおっしゃられた御趣旨に私どもは全く同感でございまして、両建で進みたい、こういう考えを持っております。ろう学校、盲学校と同じような格に上げるように将来努力をしていきたい、こういう考えを持っておるのでございます。
○竹尾政府委員 今のお尋ねの点につきましては、私も当博文教関係の委員をいたしておりまするし、あの立法につきましては、当時の文部委員会にはもちろんかかりませんで、お宅さんの方の内閣委員会にかかったと思いますけれども、あのときは人事委員会でございましたが、そういういきさつはよく存じ上げておるつもりでございます。
○竹尾政府委員 そういう趣旨で三十一年度の予算要求をやりましたので、事務当局にもいろいろ事情もあるかもしれませんが、私としてはぜひこれはやりたい、こういう気持に実は燃えております。
○竹尾政府委員 お答えを申し上げます。今小林委員のお説は、まことにごもっともな点がたくさんあろうと存じております。昨日も高村委員からいろいろその点を御指摘になられまして、かつ御注意をいただきましたが、考えようによりましたら、そういう点もあろうかと存じますので、実際の発行、採択、供給等々にあたりましては、御懸念のないように十分注意をしてやりたいと思っております。
○竹尾政府委員 審議会につきましては今までもたびたび御意見を拝聴しておりますが、何と申しましてもこの審議会の性質が大臣の諮問機関であるというふうな一つの取りきめと申しましょうか、ワクがそこにありますので、諮問機関である以上はやはり大臣が諮問されて、それに答えをしていただくというような結果になろうかと存じます。
○竹尾政府委員 この点につきましては先日もお答え申し上げたと思いますが、宣伝費その他を安くいたしますことと、それからこの改訂に制限をいたす、あるいは教科書の製造と申しますか、作成に当りまして印刷とかあるいは紙とか、そういうものをできるだけ安くいたしまして、総体的にその結果においては定価の安い教科書、製造と申しておりますが、そういう教科書を作っていきたいと考えておるのであります。
○竹尾政府委員 この第一項でございますが、教科書の発行業者と申しますのは、御承知のように出版業者というのは、相当資本が寝る場合がありますし、それから資本を要する場合もございまして、しかも銀行から見ると非常に危ない企業者である、こういうふうに見られておるのでございまして、それをある意味では悪条件を冒して教科書の発行に従事しておるというようなものも相当あろうかと思うのでございます。
○竹尾政府委員 この法案を見ますと、昭和三十二年度の使用教科書についてのみ認めるわけでございまして、従って従来の既得権というものについてはしんしゃくしない、こう解釈してよろしゅうございます。
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。一応条件を備えておれば発行を許すことになっておりますので、その数の点は考えておりません。
○竹尾政府委員 この点につきましてはいろいろ問題がございますから、これは私よりかも説明員の方が詳しいと思いますので、説明員に説明をいたさせますから御了承を願います。
○竹尾政府委員 そういうふうに御理解していただいてけっこうだと存じます。ただ問題は具体的になりますから、そういう問題が起った場合には具体的に善処したいと思います。
○竹尾政府委員 それは値下げの間違いでございます。値上げじゃございません。
○竹尾政府委員 検定の基準につきましては、第五条にうたってあります通り、教育基本法の精神にのっとりまして、学校教育の目標の達成に資することを旨として定める、こういうふうにうたっておりますが、この点に沿ってきめなければならぬと思いますけれども、今高村委員のおっしゃられましたような点も、考慮に入るべきところは入れなくちゃならぬと思いますが、この点詳しいことは説明員から説明をさせますから御了承願います。
○竹尾政府委員 その点は、実はまだ審議会の意見を聞くということまでは決定しておりませんけれども、実際に意見を聞いてやってもよろしい、こういう工合に考えております。
○竹尾政府委員 それではそういう御要求もございますので、これ以上申し上げたくないのでございますが、これは「ただし」というただし書きになっておりますので、とりようによりましては、一県一区は例外である、こういう工合にも解釈ができると思いますけれども、なおこの点については、誤解を生じないために、明日はっきりしたお答えを申し上げたいと存じます。
○竹尾政府委員 御趣旨はよくわかりましたが、そのためにも第二十二条の教科書選定協議会というようなものを設けることになっておりますので、そういう選定協議会等々で十分御協議を願いまして、御説のような心配のないように努力をいたしたいと存じております。
○竹尾政府委員 お言葉でございますが、指示はしておりません。
○竹尾政府委員 地教委設置の際に予想される幾つかの事柄があったのでやってみたらこうであったと、こうおっしゃいましたが、そういう意見は当時いろいろ出ておりましたけれども、これは抽象的、客観的に予想されるということは言い得たかもしれませんが、私がこれを予想しておったのであるという意味ではございませんので、やってみたらそれはそういうことであったということになろうと思います。
○竹尾政府委員 お説の通りでございまして、私どもといたしましては、地教委はいかなる形であろうとも、これを存置しなければならないという強い意見を持っておったのでございます。さらに繰り返すようですが、当時の教育二法律の制定と相待ちまして、さらに地教委の存在価値というものが非常に強められてきた、こういう工合に考えておりましたし、また現在もいるのでございます。
○竹尾政府委員 どうも私はそうはとらないのでございまして、当然そういう欠陥があるであろうということを予想しながら義務設置にしたのであって、そういう問題は、必ずとは申し上げませんが、起るであろうということも考えながら義務設置にしたのでございまして、義務設置にしましたら、そういう点に、ともかく欠陥があるということがわかりましたので、これは政治でございますから、御承知のように政治は生きものでありますから、
○竹尾政府委員 ただいま人事権の問題が出ましたけれども、人事権につきましては、これは主として地教委の問題になりましようが、従来いろいろの面において非常に欠陥が多い、これは直していかなければならぬということは私どももそう考えておりましたし、おそらく高津委員も人事交流その他にかんがみまして、この人事権の問題は直さなければならぬというお考えが非常に強かったのではないかと私は拝察申し上げるのですが、そういう
○竹尾政府委員 ただいま申し上げました通り、精神におきましては従来の教育委員会法の精神を取り入れましたが、しかし条文全体を見ますと、ごらんの通り非常に変つております。変っておりまする点は、高津委員の御指摘の通り、公選制を任命制に変えたというようなところももちろん変っておりまするし、また市町村との調整、調和をはかるという意味合いにおきまして、予算その他の点におきましては非常に変つております。
○竹尾政府委員 ただいまの高津委員のお尋ねは、この新しいと申しましょうか、今度の教育委員会法案提出のことだと思いますが、この法案は御承知のように全文ほとんど書きかえてはおりますけれども、その精神は従来の教育委員会法を改正する、こういう立場で提出したものでございまして、事新しく全然変った委員会法案を出す、こういう意味ではないのでございます。
○竹尾政府委員 御説ごもっともな点も多々ございまして、私どもがこの予算を獲得するに際しましては、われわれといたしましては非常な努力を払ったのでございますけれども、予算の大体の決定を見るぎりぎりのところまで、この南極探険と地球観測年の予算がなかなか思うようにつかなかったのでございますが、最後まで私どもががんばりまして、今予算書に計上しているような予算がとれたわけでございます。
○竹尾政府委員 ただいま地教委設置の当時の状況がどうであるかというようなお尋ねだと理解しておりますが、市町村に教育委員会を設置いたしますことは、これは河野委員よく御承知のことと存じますが、昭和二十三年、教育委員会法の制定施行によりまして、市町村にも教育委員会を作らなければならぬ、こういう規定がきまっておったのでございます。
○竹尾政府委員 大体大臣が御説明申し上げた程度で私からつけ加える必要もないかと思いますが、ただいま教育委員会で問題になっておるのは、御承知のように都道府県の教育委員会も、もちろんこれに対し御意見があったでございましょうが、この委員会を廃止すべきかどうかというようなところまで問題になりましたのは、御承知のようにいわゆる地教委でございまして、この地教委をどうするかということで問題になりまして、その結果が
○竹尾政府委員 私どもはこの義務教育費国庫負担法を作りました趣旨は、当時もちろん地方交付金制度がございましたけれども、あの制度は河野委員も御承知のようにどのように使ってもよろしいということであって、特に義務教育費の額が非常に高額に上りましたので、ややともするとタコの足のように切られるというような危険も非常に多かったので、せめて義務教育費の給与に関する部分だけでもいわゆるひもつきにいたしまして正確に教職員方
○竹尾政府委員 まことにごもっともなお尋ねでございまして、基地周辺の文教施設につきましては私も何回か各地を見せていただきまして、このままではとても困るというようなところもあったように記憶をいたしておりますので、その当時もいろいろ当局に対して要請もいたして、おりましてその結果とは申し上げられませんか存じませんけれども、そうした法律も御承知のように成立しておるような次第でありますが、もちろんお説の通りなのでございまするので
○竹尾政府委員 基地の問題につきましては、基地が設置されたために、それに関連していろいろの問題が起っておることは、御承知の通りでございます。
○竹尾政府委員 ごもっともなことでございまして、河野さんのお考えのような基礎的研究をとにかくやらなくてはいかぬと私どもも考えておりまするし、これをやるとなればやはり文部省が主体となってやるべき分野が相当多いと思います。私が先ほど申し上げました通り、何しろ新しいケースになろうかと思いますので、十分力を入れまして御要望に応ずるような処置を講じてみたいと思っておりますので、御了承願いたいと思います。
○竹尾政府委員 このたび政府から提案いたしました学校給食法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその改正の内容の概略を御説明申し上げます。 まず本法提案の理由の第一は、学校給食法の適用を中学校等義務教育諸学校に及ぼすことであります。すなわち現在小学校等において行われている学校給食は、昭和二十九年第十九回国会において成立いたしました学校給食法に基き実施されているのであります。
○竹尾政府委員 専務当局へのお伺いでございましたが、前半少し政務にも関することでございますので、答弁さしていただきます。 辻原さん御承知の通り三十一年度の予算の獲得につきましては、特に今お尋ねの点につきましては、私どもも非常に微力を尽したつもりでございまして、これははっきり申し上げていいか、どうか存じませんが、大蔵省の方では定額実人員ということを非常に主張して参りました。
○竹尾政府委員 辻原委員の御質問は私どもまことに胸を刺されるような思いでありまして、この点については私どももずいぶん苦い経験を持っております。教育委員会で大体よろしいと言っても、県の方で財政当局が頑強にがんばりまして、とうとう当然つけるべきような起債もつけなかったというような例もございます。そのランクの問題ですが、こういうことはいわば折衝してもなかなか言いません。
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。ただいま堂森委員のおっしゃられたことは、まことにごもっともでございます。私どもも、特にその方面へ意を用いまして、及ばずながら、初等中等教育におきまする科学教育の振興のために、努力をして参ったつもりでございます。
○竹尾政府委員 今お尋ねの問題でございますが、山崎委員はこの問題につきましては非常に御熱心でありまして、私が文教委員の当時も、山崎さんの御支持を得まして、こういう制度はできるだけ法的根拠を持たせて進められたらどうか、こういう御意見もございまして、私はその点におきまして非常に同感の意を表していたのでございますが、そのつもりは今でも私変っておりません。
○竹尾政府委員 まことにお説の通りでありまして、ちょうど山崎委員からこの件について私に個人的に御相談をしていただきましたのは、二十二国会のおそらく最終日かその前日かと記憶しておりますが、時間の関係も非常に切迫しておって、十分御相談する時間もございませんでしたから、今山崎委員のおっしゃられたような結果になったわけでございますが、せっかく事務当局をして研究をいたさせまして、できるだけ御意に沿うような結果
○竹尾政府委員 お話しの、先般ソ連をおたずねした日本の学者のお礼の意味でございましょうか、そういう意味でソ連の学者を日本に招待するというような話があったかどうかは存じませんが、これは文部省の所管外でございますので、そうした経費等々につきましては私は聞いておらないのであります。しかし、ソ連が例の科学アカデミーの招待で日本の学者を招待した。
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。今回の郭沫若氏一行の来日のような具体的な事実につきましては、そのつどつどの事情によりまして、いろいろの扱いをきめておるのでございます。
○竹尾政府委員 ただいま私御答弁を申し上げましたが、私ちょっと勘違いしておりまして、高等学校と中学とちょっと間違えました。中学の方は御承知のようにこれは義務教育なんで、義務教育には夜間ということはできないことになっておるので、その点なお十分検討いたしまして詳細な点は事務当局上り答弁いたきせます。
○竹尾政府委員 これは財政全体の問題でございまして、必要があれば解除されるようなことになっておりますので、やむを得ない措置だと思っております。
○竹尾政府委員 これは法律上の問題ではございませんで、災害その他不慮の事態を考えまして留保しておく、こういうふうに承知いたしております。