1996-02-27 第136回国会 参議院 法務委員会 第2号
最後は竹内景助という人が一人だけ死刑の判決を受けた。 獄中で亡くなりました。私は、この事件はずっと担当しましたから、決して一人でできるような事件じゃない、そして竹内景助氏も真犯人かどうか大変な疑問を持っています。 あるいは徳島のラジオ商殺し事件、これも同居していた少年の供述をもとにして冨士茂子さんという人を死刑判決にした。しかし、結局この方も獄中で亡くなりました。死後、再審で無罪になった。
最後は竹内景助という人が一人だけ死刑の判決を受けた。 獄中で亡くなりました。私は、この事件はずっと担当しましたから、決して一人でできるような事件じゃない、そして竹内景助氏も真犯人かどうか大変な疑問を持っています。 あるいは徳島のラジオ商殺し事件、これも同居していた少年の供述をもとにして冨士茂子さんという人を死刑判決にした。しかし、結局この方も獄中で亡くなりました。死後、再審で無罪になった。
それからほかに竹内景助という人、これはなくなりました。牟礼事件と呼ばれますものに佐藤誠という人がおります。あと二人は大体私には見当がついておりまして、事務局にお尋ねしようと思ったのですが、機会がなかったのです。
ところが、この裁判に——いま、竹内景助というのはなくなりましたけれども、この六人の裁判に関係した検事、判事というような人が九人残って、まだ法務省に残っていらっしゃるということを伺ったのです。それで自分たちが占領中にやった裁判の誤り——はっきりと誤りだということは、もういろいろな材料からいま出てきております。それを阻止される。
この間、伊藤総務課長に、これに該当する者が七名というような調査局からの御返事をいただいた、そして私どもに名前がわかっていたのは、三鷹事件の竹内景助という人がなくなったので、五人がわかっていた、七名のあとの二名の名前を教えていただけないか、いろいろ調査やあるいは事情を聞き出す必要があるからということをお願いしましたら、これはできないというような課長の御返事でした。ところが、どうも納得がいかない。
○樋口説明員 私どもは、竹内景助さんの死因については、脳腫瘍の疑いという診断で一致しております。これは東京大学の佐野教授の診断も受けて、それで大体私どもは脳腫瘍の疑いの診断ということでございます。しかしながら、この早い時期に監察医務院に連絡することは、おそらく東京拘置所側でなさったことだろうと思います。
竹内景助君の死体検案書につきましては、監察医務院からの正式の報告を受けております。また、死体の解剖には矯正局医療分類課の由比技官が立ち会っておりますので確認しております。
○樋口説明員 竹内景助氏の死因については、私どもは一応普通の場合ですと病死ということになるのでありますけれども、すでに十二月の下句ごろから、救援会の方々がこの問題についてタッチされていますし、また竹内景助さんが倒れられてからも、救援会の方々がその病床に立ち会っておられますので、そこでいささかでも東京拘置所の処置について不審の念を抱かれては困る、そういうことから、すべて公のルートを通してその死因を明らかにしたいという
二、三日前に、三鷹事件の竹内景助の家族の人が法務大臣に陳情に来たとかいうことで、会館のどこの部屋だかに来られたという話を伺いましたけれども、それは事実でございますか。
○横山委員 最後に伺いたいのでありますが、先はど申しましたように先般三鷹事件の竹内景助被告に会いまして——私は三鷹事件の内容を調べに行ったのではなくして、死刑廃止の問題に非常に関心を持ちましたがゆえに、だれに会おうかと思いまして——もっとも私が国鉄の出身者であるという意味もありまして、わざと用件なくして竹内被告に会ったわけであります。
また死刑が確定していないが帝銀事件の平沢貞通、三鷹事件の竹内景助被告、松川事件の鈴木信、杉浦三郎、本田昇、佐藤一被告などが、」これは記事がちょっと古いのですが、「春に背いて冷たい獄舎につながれている。山本広子は死刑が確定してからもう四年越し。最近では死の恐怖に気も狂い、訪れる人に足をすり、手を合せて涙を流すなど悲惨な状態にあるという。
それからあわせて、イギリスで死刑の廃止の状況をつぶさに調査をし、先般縁があって死刑囚の竹内景助被告に会ったわけでありますが、現在死刑が確定をして、いま執行を待って未決の待遇を受けておる死刑確定者は何人あるのか。もし差しつかえなければそのリストをひとつ出していただきたい。
○神近委員 今、例の三鷹事件の犯罪者になっております竹内景助という人の助命運動が非常に広範に行われております。そして、与党、野党八十八人の衆参両議員が署名いたしまして、それを筆頭に、財界人、作家、詩人、画家、思想家、教育家、評論家、ほとんど私どもが存じている範囲内では一流中の一流の方が全部この署名をしていらっしゃるのです。
それから、これは多数決の原理ですが、従来の例でも、三鷹事件の竹内景助君が、八対七というただ一票の相違で、上告が棄却になるか、あるいは死刑になるか――これは手続上の間違いでありましょうけれども、私は非常に割り切れない気持です。一票ということになると少数意見であるが、その少数の意見は相当の理由となり、法的根拠を持ってくるに相違ない。そういう場合に私ども国民は釈然としません。
それから、時間を節約しなくちゃなりませんので、重ねてお尋ねいたしますが、最高裁の審理につきましてどの点が最も御不満であるか、今間接に関係があるとおっしゃったチャタレイ裁判とそれから竹内景助の問題の裁判とについて、どの点に最も御不満を持たれておるか、その点を伺わせていただきたい。
そういうふうにしまして、すぐに事件が第一審に参りまして、第一審中心主義で、そこで有罪というふうに決定しまして、それが最後まで重要な決定になるとすれば、拷問とかその他のことによって一審、二審が通過しまして、最高裁では判例抵触と憲法違反以外は扱わないということになりますと、死刑というような重大な決定がするすると通りまして、たとえば竹内景助のようなことになってしまうのであります。
○神近委員 委員長に催促されましたのでちょっとまごつきましたけれど、今竹内景助氏の恩赦を求めるという御運動が盛んに行われておりまして、与党の議員たちで大野伴睦さんとかあるいは河野一郎さんとかあるいは多分委員長もそうじゃなかったかと思うのですが、与党の方々までが大へん御賛成になって、何とかこれが恩赦になるようにと御尽力になっていると伺いましたが、その動機はどういうところから、これは単純に人道主義的なお
あの無人電車を走らせたこと、ところがあの場合に竹内景助は、あれを走らせてそして人を殺そうなんていうことは毛頭考えていない、原判決の、あれは一審判決の認定からいたしましても、決してそのものに殺意があるかどうか、そういうことは全然ない。全くいたずらにこれをやったものなんです。
これについては弁護人の方で再審の要求をするのでありますが、ただいまのことに関連して、この竹内景助という死刑の判決を受けた被告人が犯行をやったということについて、七月十七日の朝日新聞三多摩版、都下版でありますが、これには捜査本部発表、指紋もとれた云々ということがあるのであります。
世耕委員長も昨日、三鷹事件で死刑の判決を受けた竹内景助をごらんになり、ほかの委員もごらんになりましたが、彼は毎夜、世耕委員長も持ってこさせて見られた懐中電燈で、十分置きに顔を照らされている。これで一体人間が眠れますか。そういうことをやっているから、彼の顔をごらんなさい。正常な顔ではなくなってきているのです。窓からいやでもおうでも見えるので、そういうことは即刻やめていただきたい。
現に御承知の通り、小菅監獄だけでも、三鷹事件の竹内景助、練馬事件の二人、それからまた横川事件が七人、こういう人たちの方へ最も厳重に今度はしりが来るのであります。見当違いをやられておるわけでおります。実際今度逃亡した者がかりにつかまりますと、監獄法の規定によって重屏禁いう処罰を受けます。監獄法でこういうことが書いてあるでしょう。
かの三鷹事件の竹内景助のごとき、金閣寺放火の青年僧侶のごとき、これらは精神の分裂症という以外には了解に苦しむのであります。アフレ・ゲールとアヴアン・ゲールの相違であろうなどと簡單に片づけるわけに参りません。私は、今日の青年の代表である大学生を例にとつて、しばらく申し上げてみたい。この人々の大半が今日反米的な考え方であるということは、容易に推測せられるところであります。