1970-02-26 第63回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
それですと、四十二年八月二日の当委員会で、やめられた竹中公取事務局長と私と牛乳審判のことについてやりとりしたときに、竹中事務局長は、緊急停止命令の要請を考慮するという答弁があったわけです。それははっきり言えば、回復しがたい利益を守るためには、私はそういうことをしなければならぬじゃないかという点について公取の見解を求めたわけですが、初めて緊急停止命令ということをおっしゃったわけです。
それですと、四十二年八月二日の当委員会で、やめられた竹中公取事務局長と私と牛乳審判のことについてやりとりしたときに、竹中事務局長は、緊急停止命令の要請を考慮するという答弁があったわけです。それははっきり言えば、回復しがたい利益を守るためには、私はそういうことをしなければならぬじゃないかという点について公取の見解を求めたわけですが、初めて緊急停止命令ということをおっしゃったわけです。
前回は竹中公取事務局長は、この問題にからんで緊急停止命令のことを考慮するとおっしゃった。結果的に、公取の内部で異論が出て、何かなじまないとかなじむとかいうような、そういう私どもにははっきりしたことがわからぬままに、緊急停止命令は出なかったのである。結果は御存じのとおりでございます。
これは独占禁止法の上から見て二重価格を容認する根拠というものはないじゃないか、この事態は明らかに独占禁止法の違反事項ではないかという立場から、公取委員会のほうに質問をいたしたのでありますが、そのときに竹中公取事務局長からは、この私的独占禁止法は水ぎわまでしか適用されないんだ、こういうような御回答をいただきました。