2012-03-27 第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
一方で、ファンに対するお金が少なくなれば、競馬離れというものも懸念されますので、そこはやはりある程度一律でやっていかざるを、お互い横を見ながらやっていくところもあるんだろうと思いますけれども、きょうは時間がないので、その点について突っ込んだ質問は行いません。
一方で、ファンに対するお金が少なくなれば、競馬離れというものも懸念されますので、そこはやはりある程度一律でやっていかざるを、お互い横を見ながらやっていくところもあるんだろうと思いますけれども、きょうは時間がないので、その点について突っ込んだ質問は行いません。
中央競馬については、いろいろな主催者側の努力、中央競馬会の努力などによりまして、ファンの層は、新しい層が大分参入してきて、かつてよりも層が広がっているように私は感じておりますけれども、ただ、経済の状況がずっとよくなかったこともありますし、それからいろいろなレジャーが多様化しているというようなこともありますから、全体として非常に厳しい環境の中にあると思いますが、ファンそのものが競馬離れを起こしてきているというようなことは
売り上げの減少の原因はバブル崩壊の影響もあろうかと思いますが、これまでの競馬ファンが競馬離れをしつつあるということも考えなければならないと思うのであります。 ここ数年、売り上げが毎年減少してきている原因を日本中央競馬会としてはどのように深刻に受けとめられ、どのように分析しておられるのかをお尋ねいたしたいと思います。
○参考人(内村良英君) 先ほどからお話が出ておりますように、最近公営競技全体の売り上げが下がる傾向になる中で、競馬会だけ何とか維持しているという話がございましたけれども、全体の売り上げが下がっていることの背景にはやはりいろいろなことがございますけれども、特に若い人の競馬離れということがあるわけでございます。競馬会の調査によりますと、大体十年前に比べまして二十代のファンが三分の一になっております。
御承知のように、中央競馬会から納付していただいておる金額が日本の畜産振興に使っておる金額の大部分を占めておるというわけでありますから、これ以上剰余金を出すことによって、競馬会の運営なり売り上げなり国民の信用なりに影響いたしまして、競馬離れというようなことになりまして、結果的には角をためて牛を殺すというような結果になら ないとも限らないという気が、実は私としてはいたしておるわけでございます。