1964-06-16 第46回国会 衆議院 法務委員会 第43号
競売の価額につきましては、動産の場合にはいわゆる最低競売価額、すなわち予定額はなく、競買希望者の任意の競売の申し出によるわけでありますが、不動産におきましては、まず競売の手続としまして裁判所が鑑定人をして目的物を鑑定させまして、その鑑定価額を最低競売価額として、その上でせり上げの方法による競売が行なわれるわけであります。
競売の価額につきましては、動産の場合にはいわゆる最低競売価額、すなわち予定額はなく、競買希望者の任意の競売の申し出によるわけでありますが、不動産におきましては、まず競売の手続としまして裁判所が鑑定人をして目的物を鑑定させまして、その鑑定価額を最低競売価額として、その上でせり上げの方法による競売が行なわれるわけであります。
私ども大阪の例をとりましても、この不動産競売場に常習的競売ブローカーと由しましようか、本人及び代理人の資格で不動産競売事件の九〇%以上にも関与いたしまして競落許可、即時抗告、特別抗告、代金不払い、再競売、競落許可、即時抗告の繰り返しを通じてまあ見せかけ競売、談合、非廉行為、競売保証金手数料等の詐欺横領、立てかえ金に対する暴利の搾取、競買希望者に対する脅迫等の暴力的犯罪行為をやりまして、著しく競売の公正
従いまして、競買希望者はその競買の申出をいたします前に都道府県知事に競買適格証明下付願を提出いたしまして、その証明をもらう、そしてその証明をもらつた者を競落申出人にいたしまして、その適格証明書を有する者のうちの最高の競買価額を申し出た者を最高価競買人に定める。