1954-05-31 第19回国会 参議院 農林委員会 第48号
そういう点と同時に、今、逐次こういう競馬の馬券と同じような賭博に類するものを中心にした競技体のものがどんどんと許されている。こういうことに対して、どういう考えを持つているのか。将来どうするつもりかというようなことも質問したいと思いましたが、非常に時間が過ぎていると言われるので、大体戸叶君の警告的な御意見で、私もこれはピリオドを打ちますが、実はそれを質問したいと思つたのです。
そういう点と同時に、今、逐次こういう競馬の馬券と同じような賭博に類するものを中心にした競技体のものがどんどんと許されている。こういうことに対して、どういう考えを持つているのか。将来どうするつもりかというようなことも質問したいと思いましたが、非常に時間が過ぎていると言われるので、大体戸叶君の警告的な御意見で、私もこれはピリオドを打ちますが、実はそれを質問したいと思つたのです。
従つて賭博的なものがより多く取上げられておる一つの競技体だと、こう私は見ておる。だからその点を一つ明らかにするために、どこまでもこれは健全な競技体をなしたスポーツ的なものである。こういうお考えになつておるのか、それとも私の申上げます通り賭博が先決した一つの競技体である。こういうふうに考えておられるか。
それであるから、こういう形態の競技は、やはり競技体として一つの娯楽機関とまで極言はできないにいたしましても、そういう競技であるというふうに見て行くのが最近の情勢ではないか、たとえば競輪ができました一番先の目的のときに、日本のいわゆる自転車工業を発展せしめるのである、あるいは改良普及を徹底させるのだ、こういう目的で競輪法はできておりますが、今の競輪で、日本の自転車業界がこれによつて発展したというようなことは
川俣委員の言つていらつしやることは、すでに競馬としての、一つの競技体の問題として取上げるべきであつて、畜産振興という面からの目的とはほど遠い現状になつているのじやないかという質問をしているのです。私もその通りだと思う。そこでそれでもやはり畜産振興だ、何のことやらわからないけれども畜産振興だといつているだけだ。もう一つ上につつ込んで行くと、その裏に何かがあるのじやないかという感じか起つて来る。
それを、その方はまだ研究はしてない、こちらは研究をしたということになれば、それはやはり競技体としてのものの対象たということになるのです。だからそれはそれとして、競技体としてこれは適当だという説明なら、私は了承すると言つておるのです。