2008-02-25 第169回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
これまでは環境に対して悪いことをやっていても、それはコストを節約できるからいいというそういう競争概念で来たわけですけれども、これからは労働規制や衛生に関する規制と同じような水準に環境に対する規制が強まってくるというふうに思います。ですから、環境に配慮した形で利潤最大化を行ってこそフェアな競争であるという社会に入っていくと思います。
これまでは環境に対して悪いことをやっていても、それはコストを節約できるからいいというそういう競争概念で来たわけですけれども、これからは労働規制や衛生に関する規制と同じような水準に環境に対する規制が強まってくるというふうに思います。ですから、環境に配慮した形で利潤最大化を行ってこそフェアな競争であるという社会に入っていくと思います。
この競争概念を取り入れるということが日本の大学のレベルを上げることにつながっていくだろう。 時間もありませんから、まだ申し上げたいことはいろいろありますが、端的に申し上げて、そういう方向であります。
そういったような使い分けという意味での現在の競争という概念は、スポーツのように、勝った負けたといっても後でにこにこしているような関係を何とかしてつくり上げようというような意味の、穏やかな、和をたっとぶような競争というものが今まではぐくまれてきたんではないかなと思いますが、今回論じられているのは、競争概念を戦争概念に置きかえなければ納得されないような議論に向かっていくんではないかというふうに思っております
そのことをただ経済的な競争概念だけでは考えられない段階に来たのではないかというように思います。 日本においてはエネルギーの問題は非常に大切なことでございますけれども、このエネルギーと交通、運搬する関係を見ますとトラック、自動車がエネルギーを一番多量に浪費するものです。その点については船舶とか鉄道の方がいいわけなのです。そういう観点をまず考えなければいけない。
いま日本の経済が高度経済成長時代を完全に終わった、これから、言うならば安定的な成長あるいは低成長、こういう時代を迎えている、こういうことになりますれば、大きいことはいいことだというような、あるいは資本主義の基本原理である競争概念、効率化概念あるいは市場原理、こういうようなものを一定の政策意図のもとにチェックをしながら、政策でそういういままでの高度成長の方向というものから安定成長へのかじの切りかえが行