1997-06-12 第140回国会 参議院 商工委員会 第18号
競争政策を強力に推進するために、公正取引委員会に各省との調整を行うといったときの対応でございますけれども、競争政策局を設置するというような機能強化の方向で検討されているのかどうか、委員長にお伺いいたしたいと思います。
競争政策を強力に推進するために、公正取引委員会に各省との調整を行うといったときの対応でございますけれども、競争政策局を設置するというような機能強化の方向で検討されているのかどうか、委員長にお伺いいたしたいと思います。
もう少し踏み込んで申しますと、イメージとしては、公正取引委員会という機関が、日本におきましては競争のルールを設計し、それを運用する機関でございますから、この中に競争政策局、例えばそういうイメージを持ったといたしまして、その中で運用されるべきものではないかというふうに考えております。
そういうことからいうと、私は公正取引委員会の中に競争政策局というのを置いて、その中に幾つか対象となる産業ごとにその担当を置くのが適切ではないかというふうに考えているわけであります。
それから、現行の一官房三部体制を再編しまして、官房、競争政策局、経済取引局、審査局を置きます。それから、審査局に特別審査部を設けます。そのほかに、国際関係部門、規制緩和関係部門、違反事件審査関係部門等を強化するという内容の機構改革案を提出してございます。
具体的には、現行の事務局にかえて事務総局を置きまして、そのもとで現行の一官房三部体制を再編成しまして官房、競争政策局、経済取引局、審査局を置きまして、審査局に特別審査部を設けることといたしております。そのほか、国際関係あるいは規制緩和違反事件審査関係部門も強化することといたしております。