1952-06-04 第13回国会 衆議院 水産委員会 第40号
あくまでも犯罪は未然に防がなければなりませんし、一方また漁民も職業的競争意識によりまして、他の船が漁をすれば、自分の船もしたいということになりまして、往々手段を選ばないということがかようなことになつたと思うのでありまするが、この現物の陸上捜査に当りましては、少くとも海上の取締りよりも、注意をすれば案外簡単に成果があげられるのじやないか、かように考えられるのであります。
あくまでも犯罪は未然に防がなければなりませんし、一方また漁民も職業的競争意識によりまして、他の船が漁をすれば、自分の船もしたいということになりまして、往々手段を選ばないということがかようなことになつたと思うのでありまするが、この現物の陸上捜査に当りましては、少くとも海上の取締りよりも、注意をすれば案外簡単に成果があげられるのじやないか、かように考えられるのであります。
又数社の特殊会社を作れば、競争意識を発揮して互いに勉強するだろうという意見もあるようでありますが、他の事業ならばそういうこともあり得るのでありますが、水力発電というものはそうは行かないのでございます。と申しますのは、水力地点というものは百ありましても千ありましても皆地形が違う、地質が違う、流域面積が違う、一つとして全く同一な條件にある地点というものはないのでございます。
なお同じ船の中で醜い競争意識が行われるのではないかというような懸念を、われわれ門外漢、いわゆるしろうとは持つのでありますけれども、実際船の中で事に当りますところの者は、学閥その他を超越して、これに協力するものでありますから、それは一つの杞憂にすぎないと考えるのであります。
それから「不当な方法」という言葉が第六條に二カ所ばかり出て参りますけれども、皆さん御承知のように新聞記者の活動というのは随分激しいと申しますか、或る場合にはしばしば「不当な方法」と紙一重になるようなことがあるわけでありますが、これは決して悪意でやるわけではないのでありますが、新聞の競争意識でありますとか何とかからそういうことがあるのであります。
ところが事業者といたしましては、いろいろ事業上の秘密もあり、あるいは競争意識というようなものもありまして、はたして円滑にこの報告を徴することができるかどうか、この点をたいへん憂えるものであります。何かこの点について適当に業者を指導するなり、報告の円滑なる施行についてお考えがあるかどうか、この点を提案者でもまた政府側でもよろしいが、御答弁願いたいと思います。
今御指摘のような点は確かに矛盾がございますから、その点の解決をしながら、いわゆる競争意識による能率の向上の点を押して行きたい。只今通信監の申しました独立採算制の堅持という点で御指摘の矛盾をできるだけ解決するように始めたところでございます。
その当時私ども、指導しているところの係員などと話をいたしますと、労働者というものはふしぎなもので、給料を安くして、賞与制度をぶら下げておいてやると――私はこれは炭鉱の切羽で聞いたのでございますが、夕張鉱の千メートルのロングの切羽に、十六台の截炭機が並んでいたときに、競馬のように競争して走らせる競争意識を非常に利用するということが、言われておりました。
競争というものは、同じ條件に置かれたときに最大の競争意識、競争能率が上るのでありまして、片方がべらぼうに大きいのに片方は見るにも足らんようなみじめな條件の下に、競争というものに起りよう筈がない。こんな馬鹿げた議論をするところに、放送協会の事業が一般民間人からして否定される理由があるのであります。
それからこれは御承知のように再建整備法によつて二会社にわかれることになつておるのでありますが、二会社にわかれれば、おのずから競争意識を持つて来る、いわゆる個人企業としての創意くふうが行われるということになりますならば、助成を受けて、そうして仕事さえやつておればいいのだ。
そういう特殊なものにこういう特別な手当を考えることは、社会保険制度という見解であるけれども、私は社会保険制度でなくて、業者との競争意識から出ているのではないかと思う。そういう意識はけつこうですが、一部の人へのサービスの点よりも、全体的なことを簡易保険としては考慮してもらいたい。