2002-04-09 第154回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
今般、新たに二種の利用運送の中に海運が入るわけでございますけれども、これもあくまでも幹線輸送につきましては海運、端末輸送につきましては当然のことながらトラックということでございまして、そもそも海運利用運送そのものの中に港湾運送が含まれておりません。本体が含まれておりませんので、当然のことながら利用運送事業者が収受する利用運送運賃の中に港湾運送料金は含まれないというのが原則でございます。
今般、新たに二種の利用運送の中に海運が入るわけでございますけれども、これもあくまでも幹線輸送につきましては海運、端末輸送につきましては当然のことながらトラックということでございまして、そもそも海運利用運送そのものの中に港湾運送が含まれておりません。本体が含まれておりませんので、当然のことながら利用運送事業者が収受する利用運送運賃の中に港湾運送料金は含まれないというのが原則でございます。
第二に、端末輸送としてトラック輸送に依存せざるを得ない都市内、地域内の輸送におきましては、現在道路交通混雑の激化、駐車場や積みおろし場所の不足等による走行効率の悪化等により輸送効率の低下が著しいことから、積み合わせ輸送や共同集配を推進するなど、効率化のための施策を講じてまいりたいというふうに考えております。
したがって、もしできることであれば、大量に都心に持ち込んで、そしてできるだけ端末輸送を少なくする、こういうことが本当は望ましいわけであります。 その意味では、現在のところはこれを整備する、コントロールするシステムがございませんので、ちょっと大げさに言いますと、大都市物流はまさに大混乱の状態にあるというふうに申し上げてもよろしいかと思います。
皆様十分御存じのこととは思いますけれども、鉄道貨物輸送は、オンレールの鉄道輸送だけではその使命を達成できず、発地及び着地の端末輸送との有機的な結合を図ることによって初めて円滑かつ効率的な輸送を行うことができるのでございます。この間におきまして、通運は大きな役割を果たしているものと私ども考えております。
やはり幹線上の輸送コストだけでなくて、たとえばその端末輸送、さらには保管に要する費用というようなことも踏まえて輸送機関を選択する。したがって、幹線輸送が安くとも、大量に鉄道で輸送される場合には、それを保管する必要がある。
また、鉄道は端末輸送にトラックを使います。そういうたことで、五倍ほどにはなりませんが、一般から申しますと鉄道の方がエネルギー消費効率は高い。こういうことで、エネルギー消費効率だけから見ますと、確かに鉄道に輸送を任せるということの方がいいわけでございます。
あるいは鉄道で来てその端末輸送を自動車がやった場合に、それがまた自動車の輸送量に入ってまいりますので、トン数だけでまいりますとなかなか実態がつかみにくいのじゃないかと思います。そこで、その距離の要素を掛けましたトンキロという考え方でもしまいりますと、実はこれは今度の経済社会基本計画の中でも想定しておるのでありますけれども、自動車のシェアが四三%でございます。
それによりますと、大都市の通勤交通、これはもう大量輸送機関ということが絶対でありますけれども、そのほかの昼間の業務交通あるいは特に百キロメートルぐらいの区間の域内の貨物輸送、鉄道あるいは船舶等の端末輸送としての道路の分野というものは今後ますますふえていくであろうというような考え方。
それからなお、鉄道、自動車、海運の全般的な機能分担といいますか、輸送分野と申しますか、要するにどういう分野で一番効果を各輸送機関が最大限の能力を発揮し得るかという点につきましては、トラックにつきましては、短距離の端末輸送あるいは面状の輸送、それから小口貨物の中距離輸送といったような分野においてきわめて有効な機能を発揮し得る。
それからもう一つは、鉄道との、あるいは船舶との末端輸送という位置づけによる端末輸送が道路の使命であろうということで、今後ますますそういうものがふえるであろうというふうになっております。そして中距離、長距離というようなものにつきましては、フレートライナーとか新幹線、そういうような位置づけがされております。それによりまして、私どものいまの道路整備五カ年計画も考え方としてきめられておるわけでございます。
そして地域内の交通、それから鉄道あるいは海運等の端末輸送としての道路と、一貫した輸送としての道路という立場の特別な目的がございます。 それで、いまも東名高速道路のお話が出ましたけれども、東名の場合に、確かに旅客輸送、それから小型の貨物輸送、これは平均が五十キロでございます。
それによりますと、ただいま先生言われましたように、やはり長距離、中距離は国鉄でやり、それから短距離の輸送は道路であると、特に今後百キロ未満の短距離輸送というものが相当出るであろう、これはその百キロ未満のものが単なる自動車、百キロ未満だけではなくって、鉄道あるいは海運の端末輸送というものもひっくるめた百キロ未満の交通が相当出るであろうということを実は予測しております。
いずれにいたしましても、この総合交通体系の閣僚協議会では、百キロ未満の交通需要は今後、道路単独、あるいは海運、鉄道というものの端末輸送というものをひっくるめまして相当ふえるであろう、それは道路が受け持つべき貨物輸送のシェアである、そして中距離あるいは長距離の定常的な大量貨物輸送につきましては、やはり鉄道によりますコンテナ輸送あるいはフレートライナー方式というものがどんどん促進されなければならないし、
あと残りが約五兆円ほど、これは高速道路であり、あるいは都市高速道路であり、それから一般の国道のバイパスになっております有料道路事業ということに投資になるわけでありますけれども、いずれにいたしましても運送貨物の大半、約九〇%、量でいきますと九〇%は近距離輸送でございますので、海運あるいは鉄道の輸送の端末輸送というものと相まってそういう近距離輸送は道路のほうで受け持ち、そうしてただいま先生おっしゃいましたように
――実は大阪陸運局へ大阪地方陸上交通審議会から「大都市郊外における端末輸送確保の方策に関する答申」、これが出されましたね。団地建設をやる場合に、どうしても地価の安いところをねらいますと非常にへんぴなところへ行っちゃうわけです。そうしますと輸送機関がバス以外にないわけですね。ところが、実際の問題として団地バスは必ず赤字になるのです。朝のラッシュと晩のラッシュ、それも一方通行です。
○野村政府委員 ただいま先生御指摘のように、私どもも端末輸送と申しますか、いわゆる消費地における配送の合理化、システム化という問題についてはぜひこれを進めなければならないということで予算的な要求もいたしておりますし、それによって小口貨物の集配システムというものを早急に確立をしたいということを一つ考えております。