1992-03-12 第123回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
そこで、中国の方からこれをひとつ開発したいということで、日本の政府とJICAが調査をしまして、農林省の技術陣百八十六名を延べ三年間にわたってこれに送って、三江平原農業開発の中心的な地区に宝清県、そこで竜頭橋典型地区、竜頭橋モデル地区開発計画というのを青写真をつくった。それを中国の方に渡して帰った。
そこで、中国の方からこれをひとつ開発したいということで、日本の政府とJICAが調査をしまして、農林省の技術陣百八十六名を延べ三年間にわたってこれに送って、三江平原農業開発の中心的な地区に宝清県、そこで竜頭橋典型地区、竜頭橋モデル地区開発計画というのを青写真をつくった。それを中国の方に渡して帰った。
ここを中国の要請によって、日本のJICAそしてまた農林省は、一九八二年から三年にわたってかつてない画期的な調査団を三カ年送って、この三百万ヘクタールの一部、四万八千ヘクタールを竜頭橋モデル地区としてダムをつくり、そしてかんがいや排水をやる、こういう青写真といいますか、設計を完了した。しかし、中国のいろいろな資金の優先順位によってなかなか手が回らずに、八年間ほどその計画は具体的に動かずにおった。
調査の目的は二つございまして、一つは、日本国際協力事業団、JICAが一九八一年から八三年まで四次にわたる三江平原開発調査を行いまして、竜頭橋モデル地区開発について大規模な現地調査を行ったわけであります。あれから八年を経過しているにもかかわらず、竜頭橋ダムの事業化がされていないものですから、一体原因は何であるかということを探り、今後の対応策を見出していきたいというのが一つであります。