山中貞則君) もちろん代官政治もやってはならないことの大前提ですが、沖繩県が復帰後の地方自治体としての県政の自主性、そういうものを発揮してまいります際に、それを阻害しないように、あるいはそれが出先に置かれたことによってむしろ相提携してそれが助長されるように、たとえば沖繩一県のみではとても本来は置かれないような管区的な機関等も積極的に置こうじゃないかというようなことで、この出先の問題についても県民会議、立法院等
山中貞則
これについては要請事項等もあげられておられますし、また立法院等においても、与野党通じていろいろの見解をもって要請のために主席とともに上京したい、こういうような情報等も入っております。沖繩担当大臣としてそれらの御要請を外務大臣のほうに、私も一緒になってお願いをする立場のものはお願いするという姿勢でもってお話をいたしたいと考えます。
山中貞則
それから、返還の効力発生の時期でございますが、これはしばしば申し上げておりますように、琉球政府、琉球立法院等にあらわれております沖縄県民の方々の非常な要望というのは、琉政の記念日でもありますし、そして、また会計年度から申しましても、七月一日を最も希望するところであるということについては、私も全く同感でございますから、そういうことが実現すれば、たいへんけっこうであると考えて、現に努力をいたしております
愛知揆一
しかし問題は、沖縄で引き続き私立大学の存在することの必要性、そしてだれのためにこの議論がなされておるのか、すなわち、私立大学の学生たちの将来のためにあるべき姿ということを考えるべく、この問題はぜひともこういう方向で進んでもらいたいし、琉球政府、立法院等もこのことを希望しておるということをつけ加えておきます。
山中貞則
そういう点については合意を得るために全力を尽しておりますから、私どもの作業に秘密の部門は絶対にありませんので、それらの点については、琉球政府のほうなり立法院等において公然と議論をしていただいておるわけでありまして、県民会議というようなものもおつくりになっておるようでありますから、それらの問題等について議論をしていただく素材はいつでも提供いたしますし、われわれも忌憚のない意見等も述べ合っております。
山中貞則
具体的に厚生省等は、立法院等のほうとそういう連絡をし、指導をしておられるのかどうか。それから自治省は税制等についてはかなり具体的な働きかけ、連絡があるようなんですけれども、それに対して厚生省はどういうふうにしておられるのか。実は、おそらくこれは道路交通につきましても、右側通行を左側通行にしなければならぬでしょうし、たくさんの国民生活上の問題が起こってくるわけです。
西田八郎
立法院等におきましてもこれは問題にしているようでございますけれども、私は、日本の国会において国会全体の問題としてこれは取り上げていかなければならない重要な問題だと思います。ですから、そういうふうな点を取り上げていただきたいということを要望いたし、その返事をいただいて、大臣がお帰りになってからこの問題についても質問をしたい、こういうふうに考えております。
戸叶里子
なぜできないかといえば、たとえば立法院等ではっきりと主席公選ということが打ち出されておりながら、それを実施できないようなところに、何ものかが入るから、そこで沖繩の政情が安定しないのだ、これが私は正しいと思うのですけれども、そうじゃなくて、何かごたごたしているから主席の公選もできないんだ、こういうふうにお考えになるのですか。
戸叶里子
かような状態でありまして、五月に入りましてから各党並びに沖繩の政府、立法院等が動き出しておるわけでございます。
徳安實藏
これは日本の政府と向こうの政府というようなかた苦しい立場でなくて、とにかく琉球政府というものがいまあるわけでございまするし、また琉球には向こうで認めておる立法院もあるわけでございまして、そういう機関から真相糾明だとかあるいはまた訴訟記録要求等も正式に申し入れておるわけでありますから、私どものほうに外交交渉を通じて正式によこすことはあるいは困難なものがあるかもしれませんが、琉球政府やあるいはまた立法院等
徳安實藏
したがって、自治権問題等には特に担任して行っていただいた方はございませんが、先ほど申し上げましたように、地元からもたいへんこの問題につきましては、日本の政府にも強いいろいろな要請もございますし、また立法院等の意見等も私どものほうには到着いたしておりますので、合わせてこうした問題も外務大臣、総理等にはお話し申し上げまして、今度の折衝に取り上げていただき、御決定願いたい、こういう考え方でございます。
徳安實藏
御案内のように、沖繩側の立法院等におきましても決議をするというふうなこともあったわけでございまして、昭和三十七年度におきましては、私どももそういう見解を強くアメリカ側に述べまして、昭和三十六年度一年は休みましたけれども、今年度から再びさらに充実してやっていきたいということでございまして、今年度の予算にはまた同じ費目があらためて計上されておる、こういう運びになっております。
大竹民陟
なかんずく、農業生産の面において、またその加工の面において、最近沖繩におけるパイン産業は沖繩立法院等の努力によって計画的な育成政策がとられ、わが日本も内地農業並みにその価格面においても特恵措置等を講じて今日に至った。その結果、パイン産業は沖繩の輸出貿易高のうち二二%を占めるという大きな成果をあげておるのであります。
足鹿覺