1957-11-14 第27回国会 衆議院 法務委員会 第6号
立松逮捕事件は、検察の側にも疑惑がかかったという、検察にとりましてはまことに遺憾な告訴であります。従いまして、本筋の売春汚職を厳正に捜査してもらいますためには、こういう疑惑を一日もすみやかに解明をしなければならぬということが、この立松記者逮捕事件を急速に捜査を進めた理由でございまして、他意あるものではないことを、重ねてここで申し上げておかなければならぬと思うのでございます。
立松逮捕事件は、検察の側にも疑惑がかかったという、検察にとりましてはまことに遺憾な告訴であります。従いまして、本筋の売春汚職を厳正に捜査してもらいますためには、こういう疑惑を一日もすみやかに解明をしなければならぬということが、この立松記者逮捕事件を急速に捜査を進めた理由でございまして、他意あるものではないことを、重ねてここで申し上げておかなければならぬと思うのでございます。
検察庁内に派閥があるというようなこと、あるいは、立松逮捕については少くとも宇都宮、福田両君と岸本さんが連絡があったのじゃないかなんという、これはデマであろうと思いますが、かような説が流布されておる。ほとんど一般人の常識になってきておる。かようなことがそのままに過ごされますと、これは容易ならざることだと考えるのであります。
従いまして、裁判所と見解の分れましたことは、これはまあひとり立松逮捕の問題に限りませず、検察側が勾留を必要とした案件につきましても、必ずしもその勾留理由をそのまま了承せずして却下の決定をなした裁判の事例は、これまた枚挙にいとまがないほど多数あるのでございまして、本件の場合におきましても、不本意ながら裁判の結果を承訳するという態度をとったのでございまして、立松逮捕の場合に特に自信がないからそういうふうな
○説明員(竹内寿平君) 同じに取り扱うべきでありますが、この立松逮捕につきましては、いろいろ新聞等の議論も出ておることでございますので、捜査に支障のない限り、できるだけ御報告を申し上げたいと思いまして、かように判断して申し上げたのでございますが、先ほども申し上げましたように、告訴の、両氏を取り調べたこと、それから東京地検の関係者を取り調べたことも事実でございまして、この点は先ほど申し上げた通りでございます
○説明員(竹内寿平君) 一方において立松逮捕という具体的な事件がありまして、それに似通った仮定の議論でここで議論いたしますことははばかるべき事柄だろうと思います。