後の植栽等も含めまして全体で百億円という予算を今考えており、それを検討しているところでございますけれども、面積換算につきましては、三年間で三百万本がどれぐらいの面積になるかということについては、御案内のとおり、地況それから森林の状況によりまして立っている立木の数というのは当然違ってまいりますので、一概には申し上げられませんけれども、ヘクタール当たりの立木本数が四十年生ですと大体千本ぐらいということでございますので
内藤邦男
昭和五十二年第八十回国会で現行の松くい虫防除特別措置法が成立をいたしまして、以来五年を経過して、この年度をもってその効力を失うわけでございますが、この法律案審議の中でも大変論議があったところでございますが、政府は、当時、松枯れ被害について松くい虫によるものであるとして、その防除策をもっぱら薬剤の空中散布、つまり特別防除によってその被害を立木本数一%以内の終息型に持ち込み得るという確信を再三にわたって
木村武
したがいまして私どもといたしましても、マダラカミキリを絶滅させまして松の枯損を完全になくすということではございませんで、終息型——私どもとしては立木本数で大体一%以下、その松林につきまして一%以下の被害が出るのは経常的な被害であろうというふうに考えておりますので、その程度になるまで空中散布をやるわけでございまして、その後は現在ございます現行法によりまして、地方におきます立木伐倒駆除を中心にいたします
藍原義邦
したがいまして、いま被害が出ております四十数万ヘクタールに対しましてこういう形で対応すれば、五年間のうちに、私どもが目標といたしておりますヘクタール当たりの立木本数、枯損の本数が一%以下になるであろうということで一応対応して、五年間でやろうというふうに考えておりまして、これは計画的にできるというふうに考えておりますが、先生御指摘のように、立木伐倒駆除につきましては、これは被害の発生後出てくる問題でございます
藍原義邦
○藍原政府委員 私どもは松林の中で大体立ち木にいたしまして——立木本数と申しておりますけれども、立ち木にいたしまして一%ぐらいの被害が出るのは一般的であろうというふうに考えておりまして、その程度になるように松の被害の度合いを抑えていこう、そうなりますと、あとは伐倒駆除を中心にした現行法で対応できるというふうに考えております。
藍原義邦
と申しますのは、大体立っております立木本数の中で算定いたしますと一%以下の被害にとどめ得るという実績が出ておりますので、現在やっております方法で三年間まきますと激害地でも一応抑え得る。私どもは全滅させるという考え方ではなくていま申し上げましたような立木本数で一%以下に抑えていこう。そうすればあとは経常的な方法でやり得るという考え方でやっております。
藍原義邦